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高千穂鉄道廃線へ

今年9月8日の日記において…
「台風14号の猛威により、高千穂鉄道が甚大な被害を被った」と御伝えしましたが、本日のニュースによると、槇峰~高千穂間の部分存続(※景色は良いが、利用客は未知数)に対して、大株主である宮崎県が難色を示したため、自分の予想通り…永遠の眠りに就くコトになるそうです。。。
日之影駅(※高千穂鉄道時に現駅名・日之影温泉)に対して…
温泉が併設すると知った際、自らのことのように喜んだくらいの人間なので、残念な限りです…。
何度も申しているかと思いますが、高千穂鉄道を初めて利用したのは…
確か、自分が小学5年生位のとき。夕方のニュースで列車が高千穂橋梁を渡る姿に感動したから。「コレに乗りたい×3!!」と強く希望しました。
偶然にも当時、自分の幼馴染の子の家族と、弟の友達の家族が宮崎在住だったので…
そのおかげで?、夏休みにウチの母親と弟、幼馴染の子の家族を巻き込み?、延岡から乗車するコトができました。
国鉄時代は凄かった。中間駅から終点の高千穂迄、2~3両の乗客は…
自分達と地元の御年配の方が数名…という、空気だけを運んでいる様な状態だったから。
そのため、自分達の様な小学生が何人もいるコトに、、、
運転士さん(※記憶が間違いなければ、Y田さんという方)も気になったのでしょう。列車が駅に止まった際に、
「どこから来たの?」
と声をかけてくれ…
「東京です。偶然、TVで観て、景色が良かったので乗りに来ました!」
と答えたら…
「運転席に来なよ!」
というコトで、自分は弟と共に運転席へ(※結局、終点の高千穂迄、運転士さんと御喋り)。
今や、「列車の運転席に自らの子供を入れて解雇されてしまう時代(←東武野田線の話を聞いた際は、チクリというのも気に食わなかったし、抑圧的な定時運行を強いている現実にも怒りを覚えた)」となってしまいましたが、あの頃は良かったなと思える話ですね。
東洋一の105mの高さ(⇒八景島のブルーフォールと同等の高さです)を誇る…
高千穂橋梁をを初めて堪能した場所は、なんと運転席であった訳ですよ(※一般人では稀でしょう)。
- 「もし、突風が来たならば…」
- 「もし、地震が発生したならば…」(※不謹慎かもしれないけど)
- 「もし、構造計算が間違っていたならば…」(※さらに不謹慎かもしれないけど)
仰向けのまま、列車は谷に落ちるのです。
あの足が竦む様な感覚は、単線の路線であったからこその迫力であったと思います。
「対面の道路橋では味わえない」…そんな感覚といえましょうか。
仮に、今後高千穂鉄橋がサイクリングロードに変わるコトがあったとしても…きっと、手すりは整備され、あのギリギリ感は確実に失われるコトでしょう。そうなって生き残ったとしても、俺にとっては…「思い出の橋」から、ごく普通の橋への変貌」でしかありません。
例えば、大涌谷で売られている黒卵が自家製ゆで卵に変わって、果たして誰が買うでしょう…?
極端なたとえですが、自分にとってはそれに近い感覚です。
人間ではありませんが、最愛の友が思い出に変わり…
自分の心の中では、とめどなく涙が溢れている…そんな状態です。
まもなく、29歳となる…自分自身の人生における、この果てしなき旅の始まりは、、、
誰になんと言われようとも、「高千穂線で味わった感動に他ならない」と思っておりますが、そんな原点が…「幻という無形物で被い包められてしまいました」。
15年以上美化し、引き摺った思い出が無性に気になり、結果…
昨年1人で再来訪(※旅行記)したコトは、今思うと運命であったのかもしれませんね。再来訪しておかなければ、画像も手元に残らなかったし、ショックはこの程度で済まなかったと思う…。
やっぱり…
「自分みたいな気難しい人間は、心の中で日々揺れ動く感覚を自分自身で見逃さぬ様に生きていかなければいけないな」と改めて思った次第です。
しかし、自分が来訪した所は予期せぬ事態になるコトが多いコトがホント気になる…。
〆
<Postscript>
今回の件を聞いて、決意しました。
来年の4月中旬で廃線となる、北海道の「北海道ちほく高原鉄道株式会社 ふるさと銀河線」に再び乗りに行くと共に、小利別の宿にも再来訪しようと思います。
「行きたい!」なんて人は誰もいないだろうけれども…。
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