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読み物レビュー <博士の愛した数式/小川洋子編>
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読み物レビュー <博士の愛した数式/小川洋子編> 

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Written  By  New-Can   [ 2006年2月18日 16:17 ]     

Category  04-C. 読書感想文      BBS


一応ブログだし、以前から自分が読んだ本に関するレビューに関しても…
「少しは書いた方が良いのかな?」と思ってはいたのですが、読書量に反比例して、この作業が疎かになってました。今後は、気が付いたときに日記の合間に挟んで行こうと思っておりますが、今回は映画も話題の以下の作品でも…。

巷では評判となっているので、さらに評価を1ランク下げました(※屈折していて、ゴメン)。


簡単に話を書きますと、元・数学教授が20年前の交通事故の影響により…
それ以降、記憶力がたった80分しか持たなくなった通称・博士(※ひろしではなく、ハカセ)と、シングルマザーの家政婦さん&その息子であるルートの3名という設定。タイトルの通り、数学の公式や定理を取り上げたりしながら、3人を中心にして、日々のホンワカとした話が進んで行きます。


例えば、√-1が存在しないコトは、中学を卒業している人間であれば、誰でも知っている。
しかし、「ソレは存在するのだ。心の中に…」と博士は言う。確かにそうだ。「間違いだ」という否定の仕方や、素数や最大公約数を分解してみせ、その魅力を突いて行くところが本作品の最大の魅力でありましょう。「そうか、こう教えるのも面白いな…」と誰もが絶対に思う。


理系出身としては、数学嫌いには特に読んでもらいたいと思ったし、、、
その話に興味を持ち、高い評価を下してくれたならば、さらに嬉しかったりする…。


また、博士が子供好きであるため、ルートを寵愛し、ルートもルートで…
父親の様に必要とし、新たな理解を深めて行くシーンは、片親家庭が増えている昨今、このような心温まる関係があって欲しいと願わずにいられなくなるほど美しく、文句の付けようがナイ。さらに、時折影を落とす博士の記憶力に関して、その痛みにも触れられて行く場面は、読者としても様々な想いが想起させられるコトでしょう。


「ただなぁ…」と、どうしても思う。こうも美しく纏められている作品に限って、どうしても…
違う目で見ろ!」という囁きが俺の耳に届くのも事実で…(;^^)。イチャモン的視点でも作品を触れてしまうコトがよくあるのですが、ソレをやり始めるとキリがない作品でもあるのです。例えば…

  • ソモソモ博士は数学者として、どうだったのか…。
  • ルートは家政婦が18のときに産んだ子でシングルマザー状態。
    その点をもっと掘り下げた方が、数学の面白さ一辺倒にならずに済んだのでは? 少し読めば、「ルートが博士から影響を受けて行くのだろうな…」というコトは容易に想像できるだけに、個人的には読後感が非常に軽かった(※その前に読んでいた作品が強烈だったから?)。
  • 野球ファンであるせいか、読む側として、「江夏豊」の話がどうしても違和感が拭えない。
    氏の現役時代の背番号であった28は「28=1+2+4+7+14」という“完全数”で成り立っているというコトには興味を惹かれるが…。

…コレらの中でも、1番気になったのは「江夏豊の絡み」。
シツコ過ぎた。自分のように野球ファンを自認する人間は知らない訳がナイ選手…そうだなぁ、年齢が30代中盤以上のプロ野球ファンなら、誰だって知っている。【20世紀最高の投手】として、400勝投手の金田正一氏やベーブルースらを封じ込めた沢村栄治氏、昭和30年代に神様、仏様…と称された稲尾和久氏らの上を行ったコトも記憶に新しい。


話や映像を観る限り、個人的には江夏氏がやはり1番凄い投手だと思う。
1回覚せい剤をやってしまったがために、ダーティーなイメージは拭えませんが、野村克也監督の“1番弟子故の奥深い理論”は客観的に分析してみても面白いし…同監督の下、抑え投手の魅力を世間に知らしめたパイオニア的な存在。日本の野球の発展にも大きな貢献をしております。


ソモソモ、先発&抑えを両方やって、206勝+193Sは…
今後出るコトはナイ記録(※大魔神・佐々木主浩が凄いといっても、江夏と比べたら…)と思いますし、北海道日本ハムの新庄剛志にとっては耳が痛い話かもしれないけど、「記憶に残る選手とは江夏氏の様な選手のコトを言うんだ!」と言ってやりたい位。例えば…

  • シーズン最多奪三振新記録の相手は王貞治氏と狙いを定め、予定通り三振を奪い達成
  • 3イニングしか投げられないオールスターで9者連続奪三振
    (※江川卓氏が8者連続奪三振をしたときはTVで観ていたけど、興奮しますよ)
  • ノーヒットノーランを自らのサヨナラ本塁打で達成(※しかも、延長戦)

そして、江夏氏といえば、かの有名な広島在籍時代の…
1979年の日本シリーズ(※参考:江夏の21球。山際淳二氏の名前を広めたアレ…)。伝説化されてから長い年月が経ちましたが、あれは結果を知っていても、スカパーで初めて映像を観たとき、俺は感動したもんな。【勝ったら日本一】という場面でギリギリの所迄追い詰められながらも、最大限の力を発揮した氏の精神的な強さには、ただただ驚くばかりだった。

…そんな、“凄いのレベルが違う、凄い選手”でした。
この俺が知っているコトを書き記すだけでも、コレだけの量になるのだから、彼の現役時代のエピソードは1つに纏めるだけでも相当な作品になります。


だからこそ、「本作で氏に触れるコトは安易ではなかったか?」という気持ちに…
どうしてもなってしまったし、選択ミスという気もしてしまった。読後感が今1つとなってしまったのは、自分自身が熱烈な野球ファンであったコトも大きく災いしたように思う。


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