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イランレポ:其の1

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Written  By  New-Can  [ 2006年11月16日 00:49 ]    Web Clap
Category  03-H. 海外旅行記/出張記
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シャップヘー♪(※ペルシア語で"こんばんは")

mixiの方には、イランから書き込んだり…成田空港に着いてから間をあまり置かずに書き溜めた内容を携帯経由でUPさせましたが、こちらの方は手付かずでした。。。
申し訳ありません。

まずは、ただいま!!です。
暢気に楽しんで来ました。そして、621年も現代にタイムマシーンで戻りましたw


…と申すのは、実はイラン歴では、今1385年の8月なのですw
1年の始まりが3月…違和感を感じる方も多いと思いますが、コレがイスラムのイスラムたる所以という気もします。良い意味で、ホント歴史に敬意を払っている所が個人的には好きです。


ちなみに、『0年は何があったのだろう?』と調べましたが…
やはりムハンマドさんに由来するモノでした。


ソレがイランです。


さて…
イランといえば、やはり個人的にはホメイニ師が真っ先に浮かびます。御札にも描かれてますし、昨年行ったリビアのカダフィ大佐の様に、空港内や街中で肖像画を目にするコトができます。


ちなみに、イランで御酒が呑めなくなったのは、彼が政治・司法・文化…あらゆる面において、イスラム化したからであります。俺は、イラン人にとって…『ソレが居心地良いのかなぁ?』と思っていたけど…コレは“誤った認識”でありました。現地ガイドさんも、バスの運転士さんも×。『むしろ、イスラム化し過ぎて恨まれているというのが真実』という印象さえ受けました。


でも、現地ガイドさんの場合は…なんとなく分かります。
日本には7年間いた関係で堪能ですし、演歌を通して(※その道の方に師事していた程の歌唱力で賞を何度も獲ったらしい)、日本の文化を知ってしまいました。凄く居心地が良かったらしく、『あのときの素敵な思い出は一生忘れない』と何度も口にしていたし、ビザが切れて滞在ができなくなったコトは非常に悔しくもあるみたい(※今では、そう簡単にビザが発行されず、イラン人が日本に来るコトが難しくなっている模様)。


人は1度自由を知ってしまうと…
自由を欲します。だからこそ、『今のイスラム教は御金に目が眩んでいて、本当に貧しい人を救おうとしていない。ムハンマドさんは大切だけど、キチント祈ろうという気にはなれない所がある。僕はゾロアスラム(ゾロアスター教+イスラム教の造語。こんな言葉は存在しません)かもしれない…』と言っていた。


一方で…バスの運転士さんは、山々に囲まれた田舎育ちの方。
日本人がイメージする、『コレぞ、イラン人!!』という感じの典型的な陽気なタイプ。イランでは、長距離バスにはアシスタント(→23歳と自分よりも若かった)が必ず就くのだけど、彼ら2人は共にそんなタイプなので、身振り手振り…自分の拙いペルシア語、彼らでも分かる英語や日本語も駆使し、3人で煙草吸いながら、休憩時間などを通して…第三者から見ると、『何故楽しいのか分からない』とさえ思われたかもしれない時間を楽しみました(※多分、3人の気持ちは一緒)。


ちなみに…運転士さん。
毎日毎日、長距離運転ばかりで疲れもイッパイでした。
『早く御酒を口にしたいよぉ。日本は自由で良いよなぁ…』と笑いながら自分に言ってました。この運転士さんは、窓枠の周りは色々なモノを張っていたのですが、金閣寺や新幹線、富士山、富良野など…全て日本の絵葉書や使い古しのテレフォンカード。多分、他のツアー参加者は誰1人として気付いていないと思うし、運転士さんの本音を聞いていないと思う。キット、勘違いをしていると思う。ジーンと来ましたね。『この国の景色を1度見せてあげたいし、心置きなく御酒も呑んで欲しいなぁ…』と素直に思ったものです。


イキナリ結論染みたコトを申すのも難ですが…
現在のイランの国情がどうであれ、過激な考えを持つ人間は、ほんの一部。
今回の自分は、『イラン人をもっと日本に遊びに来させてあげたいなぁ…』と強く感じながらの帰国でありました。


そんな訳で、今回の旅は非常に有意義だったというか…意味あるモノだったし、
最初から最後迄こんな調子で…とにかく楽しいものでありました。
(※イラン人から御裾分けしてもらって、禁酒を破ってしまったりも@暴走)


なんたって、イラン人は日本人が大好き♪ 【親日国を旅するのが1番】ですよ!
トルコ人と『日本人“Love You”バトル』なんかやらせたら、火花を散らせて戦争になったりもするんじゃ…まぁ、戦争は大袈裟としても、他国と全く違いました。


なんて例えれば良いのだろう。
偶然通り掛かって出逢った人が、『外国人…しかも、日本人であったならば1度で良いから話をしてみたい!!』って感じかなぁ。以下の例は、日常茶飯事。


イ:『Where are you from?』
に:『アズ ジャーポン』(="From Japan")
イ:『ジャーポーン?』⇒ニコニコしながら握手、記念撮影 etc


なんて当たり前。特にイラン人の男性はかなりの確率で聞いて来る。
バスの中から外を眺めていても、『日本人だ!!』と気付いたら、『気付いて!!』という感じで、必死になって手を振って来る。


一方で、女性はシャイという印象かなぁ。
でも、日が経つにつれ、大分印象は変わった。保守的な子と超積極的な子の両極端という感じですかね(※何故か、中間と言える?バランス型がいないというか…)。超積極的な子に限って、『笑顔が素敵』というか…美形。タジタジになる。『大学生が建物を撮ってるなぁ…』と思ってたら、突然こっち向いて不意打ち的に撮影して来たりする場合もあったかな。


イスラームの特徴として、『人類、皆友達』という意識の強さが印象的だけど…
ホントその典型的な国です。良い意味でも、悪い意味でも性格が大らか。『治安が悪いでしょう?』なんて言う人が多いけれど、完全に誤ってます。テロなんてまず起こらないと思うし、その認識こそがアメリカ寄りの考えに犯されていると言っても過言ではナイと思います(※アメリカなんて銃社会。どちらが治安が悪いかと言われたら、迷わず『アメリカ』と答えます)。日本でも払う様な最低限の注意さえすれば、男性ならば1人で出歩けます。女性は、宗教的な問題もあって難しいだろうけど…。


さて、今回のイランへの旅に関してですが…
実は、都市部に限らず…田舎へも行ってました。そのため、適当な英語(※通じるのは挨拶と数字くらい)、日本語(※英語と同レベル)、カタコトのペルシア語の3種を常に脳にインプットさせてました(※アラビア語は、過去に遺跡が破壊されたという歴史的な背景から?コーラン以外は通じません…そのため、イランを誤って『アラブ』と括ろうものなら、とんでもない目に遭うと思って下さい)。こんなに頭の中に言葉を張り巡らせたのは初めての経験です。


言語は地域や相手の年齢によって使い分けたけど…
誰もが大らかです。ペルシア語だって、英語だって…少々間違ってても、あまり気にしません。想像力が豊かなので、何割か伝われば、上手く解釈してくれます。ソレが体感できれば、自分の様に…『イランは楽だ!』と思う人も、もっと増えると思います。なんせ、レストランで珈琲カップや御皿が欠けているのが出て来るのは日常茶飯事という位の国ですから…神経が細かい訳がありません。


こんなときは…
こっちも中途半端なんですから、イラン人に対しても笑い返してあげましょう。
益々楽しくなりますよ。自分はそんな感じでイラン人と接してました。


で、ペルシア語ですが…
自分的にはアラビア語とこんなにも違うのかと愕然としました。
しかも、イラン以外では殆ど通じません。今回はツアーだったし、最初は乗り気ではなかったけど…相手があまりに無邪気だから、話せない方がストレスだったりしてね。前述したアシスタントなんかも、少しでも暇すると…1番若い自分に必ず話しかけてくるのですよ。だから、彼とのコミュニケーションのためにも自分は覚えなきゃ…と思いまして、本を読みながら少しだけ勉強しました。『ツアーで、こんなにも個人旅行だという意識を強く持つ人も珍しい』と言われそうな位に。


でも、御陰様で…
こんな小さな訓練の積み重ね?により、象形文字?のうち…数字だけは読める様になったんです。今では、朝のニュースに表示される非算用数字の時計を見ながら、普通に生活できます♪ っつか…数字は、結構簡単なんですよ。90度右にコケてたりするとか、"v"が7とか変則的な理由をインプットすれば良いだけだし。


あと、対応が必要だったのは…
通貨単位。リアルとトマンというのがありましてね。紙幣はリアルしかないのですが、店によって単位はマチマチ。トマンは、リアルの10分の1なのだけど、『安過ぎ!』と思ったらトマンとか…色々と頭使いました。


ただ…
こんなにも頭を使ったのは久々のせいか、やはりガタは来ました。
長距離移動の疲れや日本人には合わない料理の味付(※レモン果汁を入れ過ぎというか…とにかく酸っぱい)に予想以上に苦しみました。旅の中盤で1度だけ食欲が失せたりしたため、体調も多少崩しました。突然プチラマダンを実行したりするなど…過酷と隣り合わせの表裏一体の旅であったという印象も実はあります@汗


そんな経験をしたからこそ…思うコトがあります。
『日本料理ってホント美味しいね』

(つづく)

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※mixiとは内容を変えて記載しているため、時間を要してます…。

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