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イランレポ:其の2 

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Written  By  New-Can   [ 2006年11月19日 02:30 ]     

Category  03-I-05. 海外旅行記@イラン      BBS


皆さんは【イランらしい景色ってどんなもの?】と言われて…
何が思い浮かびますか…?


やはり、雨量が少ないというコトで、砂だらけの景色だったりするのですかね!?


多分、自分を含め…
日本人はイメージ先行型の人が多いから、そう答える気がしますね。
確かに、昨年行ったリビアにおけるサハラ(※『砂漠』という意で使用)の様な所もありますよ。えぇ。でも、自分が1番印象的だった風景は、山並みの風景の美しさでした。ナダラカなモノも多く、日本人の心を捉えて離さない様な温かみに溢れておりましたし、優しさも感じられるモノでした。


地球の歩き方』という有名なガイドブックがありますが…
その…【イランペルシアの旅(2005~2006年版)】の表紙を捲ってみても、実は1番最初の頁に載っている写真は山岳地帯の風景であったりします。ちなみに、撮影場所は掲載されておりませんでしたが、あれはカシャーンという街から1時間以上離れたアブヤーネ村の中心部から、さらに車で登った所の景色だと思われます(※自分もホボ同じ場所で写真を撮って来たので、コレはホボ間違いないでしょう)。確か、標高は2600m程度だと聞いております。


一国のガイドブックのトップに使われた写真が、世界遺産のような所ではないコトは非常に珍しいと思うのですが…実は、イランの風景の特徴として、砂漠の向こうに山々(※既に雪が積もっている所もあります)が連なっているというケースが非常に多いのです。コレらが一体で見られる景色は、御世辞抜きで…『素晴らしい!!』の一言に尽きますね。テヘラン、マシャド、イスファハン、シラーズ…イラン国内で人口が多い上位5都市のうち、4都市を今回訪れました(※残り1都市はタブリーズ)が、この4都市は街の中心部から山を見るコトができます。しかも、イランは雨量が少ない国ですから(※でも、旅行中1度だけ夕方に大雨が降りました)、朝起きて窓の向こうを見つめると、必ず目に入って来ます。気分的な問題でしかありませんが、個人的には…『1日のスタートを清々しい気分で迎えられる国って良いよなぁ…』と思いましたね。


ちなみに、2年前に…
トルコの内陸部でも、今回イランで見て来た様な景色を何度か見ましたけど、あれとは違いますね。街から離れた郊外の場合だと、『絶望感が募る』というか…自分が頭の中で、憧れ、そして求め続けていたアジアの雄大な景色という感じでね。『遂に巡り会えた!』という気にもなれました(※『深夜特急@沢木耕太郎著』のTV版の影響が強いせいも有)。そんなスケールの大きな景色を見ながらの移動は、まさに至福の喜びでもありました。


良い意味でも悪い意味でも…
イラン人の大らかな性格は、そんな景色がベースとしてある気がしました。
ただ…絨毯とか細かい作業を要す分野では災いしてると思いましたね。『この絨毯さぁ、ココに穴が開いてるじゃん?』って言ったら、『まぁ、気にすんなよ』ってな感じだし。『キミ、詐欺だから!』みたいな。『絶対に紹介できないから!』みたいな。


そして、そんな負のイメージの極め付け?が…
『例の核問題なのかな…?』というコトをイランへ行ったコトで確信へと変わった気がします。『日本に限らず、他国においてもダーティーなレッテルが貼られているのかなぁ…』というコトを肌で感じましたね。


今回は10日程イランにいた訳ですが…
自分の記憶する限り、『個人旅行者を1人も見かけなかった』と思います。コレは予想外のコトでしたね。どちらかと言うと、自分も旅行中は孤独を好む方ではあるけれど、そう思う人達は、『先入観も大事ではあるけれど、それに捉われ過ぎない行動をとるはず…』なんですよ。しかも、イランの様に…『物価が安く、普通にしていれば治安は問題ないと実感できる国』というのは絶対にありがたいはずなんです。日本は違いますけど、他国では…【渡航禁止】という規制をもしかしたらかけているのかもしれません。


もし、そう仮定すると…です。
道端で頻繁に話しかけられたり、写真撮影を迫られりしたのは…
日本人が好きであるという事実以外にも…実は、『外国人が1人でフラフラしているという光景自体が珍しくなりつつある…』という風に捉えるコトも可能ですね。


そんなとき、大らかなイラン人は彼ららしい解釈をするのかなと。


例えば、そんな外国人であれば…
イランのコトを楽しんでくれているのではないかと。


例えば、そんな外国人であれば…
イランのコトを正しく評してくれるのではないかと。


例えば、そんな外国人であれば…
自分達が伝えたいコトを代弁してくれるのではないかと。


俺にとってはね…
この自分に話し掛けたり、写真を撮って帰って行ったイラン人の目は…誰もが好意的だったんですけどね。最初は、飛行機の中で知り合った自称?アスカという保土ヶ谷在住の方でしたけど、彼はこんなコトを言ってました。


『日本にはイランで僕らが日々感じて来た空気が流れている。
 距離は離れてるけど…似ていて過ごしやすいんだ。だから、僕がイランに帰るのが
 久々になってしまったんだ(※10数年も帰っていなかったらしい…^^;)』


『僕は日本で優しくしてもらった。イランを旅先として選んでもらったことが嬉しい。
 色々と悪く思われているけど、そんな国ではない。でも、不安に思うだろうから、
 良いイメージを持って入国してもらうために僕が分かる範囲でキチント話をしたい』


ちなみに、彼の話は面白いコトも多く…
イラン人の『智』を感じるコトができる様な参考になる話も随所にあって、予想以上に良い時間でした。他人の価値観に縛られず、自分の感性を大事にしたいタイプだけれども…この気持ちがより明確になったのは彼のおかげでもあると思う。


その後も、アスカの様に話し掛けて来た人間…
例えば、シラーズ空港で偶然出逢ったマシャドのバレーボールチームの監督&選手達(※自分と同じ位の背丈の選手も多かったのでアマチュア?)も自分達と話すコトができて、満足そうだった。男性はね、表情と喋りにすぐ気持ちが出るんだよね。微笑ましかったなぁ…。一方で、女の子の場合は…口数が少ないんだよね。気持ちがね、視線の合わせ方に出て来るというか…。でも、その瞳が素晴らしい。こちらが吸い込まれそうな程に生き生きとした美しさでね、あの感覚は久々だったなぁ…。日本人には失われてしまった様な“純度”と力強さは、人間としての二面性を排しているなとさえ思いました。


こんなときに…
『発展途上国を旅する方が面白いなぁ…』と個人的には思う訳ですが、そんなイランを1度は皆さんに来訪して頂きたいものですね。御金をタップリ投じたモスク(含:装飾類)や遺跡…コレらに関してもチェックする価値はまだまだ十分にありますから。


また、マシャドやコムといった街の様に…
宗教上の問題で、撮影不可とされているモスクや広場…さらには、覗くコトもできない場所さえ未だに存在します(※何故か理由は分かりませんが、ホメイニ師に縁がある場所が主に該当します)。『デジタル機器任せの記録に頼る旅でなく、記憶に焼き付ける旅を必然的に要求されます』が、今回…コレがどれ程に良いモノかというコトをこの国で改めて感じるコトができましたね。


でも、記録が残せないと…
なんか秘密を持って帰って来た感じで違和感を覚えるのも、また事実…かなぁ。

(つづく)


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