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読み物レビュー <希望の国のエクソダス/村上龍編>
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読み物レビュー <希望の国のエクソダス/村上龍編> 

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Written  By  New-Can   [ 2007年2月 6日 01:52 ]     

Category  04-C. 読書感想文      BBS


毎日、暗い日々を過ごしているので…
正直な話、ココに書くべきネタにも段々苦労が伴ってます…orz
それでも、『読んで下さっている方は意外といる』というコトは、よく分かってます。ただ、コメントが特にある訳でもなく、それがメールとして自分のもとに届くというコトも滅多にナイので、『果たして、今の自分が書くコトはどれだけの重要度を持つのか?』というコトを考え始めると…少し心が揺れたりもしてます。


でも…今日は書きたいと思うコトがあります。
実は、ココ数日…Blogのカスタマイズにも随分と時間を割いておりましたが、読書の時間がこの2週間程、蔑ろ気味になっていたことに憂いを感じていたのです。そのため、そんな時間も多めに取ってみていたんですね。そして、先日借りた作品のうち、何から手を出そうかと考え…色々な意味で1番取っ付きやすそうな気がした下記の作品を読んでました。

政治経済の話がガツガツ入って来る点がどうも忙しない気もするけど…
そんな細かいことよりも、彼の近未来観というか…現実に対する距離の置き方は何よりも凄いなと思った作品です。それ故に満点。コレは読んで欲しいですね。


正直な話…ドキッとしたんです。
初版が6年半前の作品でありながら、彼の頭の中に描かれていたであろう未来予想図通りに日本が動いているのです。尤も、彼の未来予想図は人間が描いたものですから、少し悲観的で早いのだけど、遅かれ早かれ…日本はこうなると自分も思うのです。でも、『悪い方向に進むよ』的な話ならば、多分…読み流すと思う。でも…自分は読み流さなかった。例えというか…表現方法、これが自分が心の中に引っ掛かっていた思いを『流麗な表現』とでも言いたくなる位に上手く代弁してくれている感じだったんだよね。


引っ掛かった表現も、それだけ多かったというコト。
例えば、文庫版だと110頁(←『ソコ迄、覚えるなよ』というツッコミ無)。


長野県で生まれた息子に対して、小学校迄は地元の学校に通わせ…
中学時に転校させたのですが、その父親は…


大人になる前に巨大な社会を見ておかなければいけない


という考えだったと書いてありました。そして、続けて…


谷間にある狭い棚田と周囲の山林を示しながら、これからの日本人は、こういう風景の中でどうやって生きて行くかをずっと考えなければならない


とダメが圧されておりました。
自分も今の状態で田舎の方に行った場合、そんなコトをいつ教えるべきか迷うと思うのだけど…この作品を読んでね、『今でも既にそんな考えを実践している人って絶対にいるな』と思った瞬間でした。なんとなくホッとしました。


それはそれとして…
核となっているのがですね、上記の教育方針で育てられた彼などが中学校への登校を拒否し、自ら代表となり、会社を運営するのです。そして、それは軌道に乗り、誰もが知っているマンモス会社へと変貌し…国会の参考人招致に召喚される迄になります。彼は、その場でこう言いました。


この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが、希望だけがない。でも、歴史的に考えてみると、それは当たり前だし、戦争の後の廃墟の時代のように、希望だけがあるという時代よりはましだと思います(以下割愛)』


コレは凄いと思ったなぁ。
『希望』の本質を深く考えた。思ったことは、『やっぱり、1人ぼっちで生きては希望を持てないんじゃないかな?』と自分はそう思ったんです。


この作品では、人間が希望を持つ方法を端的に書いてます。
略奪が起こる世の中になれば良い』と。極端な表現でしょうけど、コレは説得力があるなと思いましたね。そんな世の中には変わって欲しくないけれど、こんなコトを前提として生きる位でナイと人間はいつの間にかダメになってしまうのかなと。『今の自分自身は微温湯に浸かってるよなぁ…』とそう思わされました。自分自身、彼の世界観に相当入り込んだ気がします(※少しネクラだとも思うけどさ)。


また、『他人の未来観みたいなモノには絶対に同調できるタイプではナイ!!』と自己分析していたのだけど…コレを読んだら、なんだか同調できる様な気がして来て、『そんな友達は誰だったのだろう?』と思い始めました。ホント、色々と考えさせられた作品です。『読んで欲しい』と思った理由が分かった気がしました。


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