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読み物レビュー <流星ワゴン/重松清編>
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読み物レビュー <流星ワゴン/重松清編> 

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Written  By  New-Can   [ 2007年2月18日 12:33 ]     

Category  04-C. 読書感想文      BBS


『生きているんだから、人生はやり直せるんだもん。まだ…』

こんな類の言葉は、他人から軽く言われたくないと思う人もいるはずなんですけど…
実際問題、どうなんでしょう? 個人的には、どうも棘がある気がして…できる限り、他の表現で回りくどく言いたくなります…が、そんな自分がもどかしくて仕方なく思えるときがあります。


でも、活字の世界って凄いですね。
そんなテーマを上手く昇華してくれるんですよね。
先週、借りていた作品のうち、下記の作品を読み終えましたが…なんか元気が出て来ました。読みながら、人知れず裏表のない涙を流しもしたけど…そんなコトを訴えられて涙を流すということは、自分はソレだけのモノを抱えて既に生きているのかなぁ。

★的には、最初が『なんだなんだ…』という感じがするし…
結末に関しては、最初から展開が読めるのだけど、『結末迄に自然な流れで纏め切るにはココは不自然では…』と思う点もあったので、☆を1つ外しました。ただ、評価ありきで読まない方が良いと思います。この類の作品は、作品自身が持つどこかホッとさせられる雰囲気をドレだけ汲み取れるかでしょう。何気に死生観も出ている気がします。『親になったら、絶対に1度は読んでおくべき作品』だと思ったのは自分だけでしょうか?


ちなみに、話の展開ですが…
主人公の永田さんというリストラされたパパが『もう死にたい!』と思う所から始まります。息子が中学受験に失敗し、登校拒否を起こす程に荒れ…奥さんもその立場を放棄してしまってたんですね。ホントどうしようもない状態です。


そんな永田さんが駅前で、酔っ払って眠りこけると…
5年前に、初めての家族旅行でカーブを曲がり切れず、不慮の事故を遂げ、亡くなってしまった橋本さんという父親(※生きていれば主人公と同い年)が運転するオデッセイに乗せられました。


このオデッセイ…
橋本さんが、『ヤバイなぁ…コイツ。この状態でこっちの世界に来させてはマズイだろう?』と思う人達を乗せ、『貴方の人生の岐路はココだったんですよ!』という感じで彼が連れて行き、再度この世における人生の岐路を幾つも振り返らせるという…そんな車なんですね。そして、このオデッセイの旅を終えたとき…橋本さんがいる世界に連れて行かれるか、再びこの世に戻れるかを教えてくれるという…。


ちなみに、運転手の橋本さんは…
全てを知っているのですが…幽霊という立場を貫きます。一緒に付いて来てくれないので、ある意味で役に立ちません。また、オデッセイには…彼の異父子で、“一緒に連れて来られた”とでも言うべき?健太くんという8歳の無邪気な男の子も乗っておりましたが…彼も幽霊。人生の岐路には付いて来てくれません(※1度だけ来てしまうのですけど…)。つまり、このストーリーの一部始終において、重要な人物がもう1人いる訳なのです(※ソレは伏せておきましょう)が…その関係で人間関係が面白くなるんですね。脇役が的確でした。


尚、橋本さんに連れて来られた人生の岐路に再び立たされても…
その後の歴史に反映させることができません。その場だけならば変えることができるという世界。『そうか。あのとき、俺はこうすべきだったのかぁ…』と噛みしめてもらうだけ。『この経験を今後に活かしてくれ』と諭されるだけ…。


ソコが凄く切ない。本当に切ない。。。
まるで、自分自身に問い掛けられているかの様でありました。
それをどう捉えるかは読者に委ねます…みたいな。


でも、難しいこと、何1つなく…分かり易いでしょう?
誰にでも当てはまるであろう話ですし…普段、読書をしない方には特にオススメですね。健太くんがいるおかげで、説教染みてしまうと彼が口を挟みこめなくためか…その内容は受け入れ易いと思います。こんな作品に巡り会うことができれば、活字の世界にハマるのではないでしょうか。


ただ、個人的には、この作品…
意図的に読まされたな…』とも思いましたね。ある意味で悔しかったです。
本人には、ソコをよ~く突っ込んでおこうかなと思ってます…(;^^)

<Postscript>

最近、頻繁に読書をするためでしょうか。
『誰かの家に行っても、本棚には目をやらない』というのは良くないと思いましたね。あれは重要なコトかもしれませんね。目に付く所に置かれている作品というのは、多分その人にとって…ウエイトが高い作品だと思うのです。そんな作品群に、俺はこの『流星ワゴン』を置きたくなりましたね。知っている人が見たら、コレだけで“自分自身の内面が伝わる”と思います。


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