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大井川鐵道を堪能する旅:其の壱
先々週、1人日帰りで大井川鐵道沿線を廻って来ました。
『出身大学の合格発表を知った翌日』以来、今回が2度目の来訪でした。
当時の自分は、関西は殆ど滞在したことがなく…関西は憧れの土地でありました。
『東京を離れて、大学はRとかDに行きたいな』とよく考えてました。
首都圏よりも関西圏の方が面白い人がいるような気がして、行ってみたかったのです。
そのため、この欲望を少しだけでも充たしてもらうべく…
『確か親戚がいたよねぇ…』
という感じで母親にかなり図々しいお願いをしてもらい…
三重の名張で何泊かしたのです。その際に、この大井川鐵道をSLも含めて利用したのです。手元に写真は1枚もありませんけどね(※その頃、撮ることに対して興味がありませんでした)。
ちなみに、自分の記憶では…
井川線が通過する長島ダムは、この頃…まだ工事中で貯水されておらず、、、
『奥大井湖上駅なんかは駅名だけが先行していて、笑うしかない様な駅』だったことをよく覚えてます。そんな駅の様子を車内から見ながら、『次は10年後位が良いかなぁ…』と漠然とした感想を抱き、大井川鐵道を後にしました。
それから、12年の年月が経った今回…
キッカケは母親が購入した青春18切符の影響でした。今年は“JR発足後20周年”ということもあり、今回に限り5回分が8000円だったのです。ソレを巧みに活かし、母は何度か遠出をしていたのですが、1回分だけ残ってしまいまして。『勿体ないから、ソレ使って来て!』みたいな感じで突然言われたのです。
でも、突然言われても…
綿密なアイディアを立てる時間はありませんしね。
『知っている所へ行っておこう!!』と思い、大井川を選んだ訳であります。
こうして、前回と同じく…
今回も静岡駅を起点に大井川鐵道を巡ってみることになりました。
基本的に、『列車で往復するだけの旅は苦手』なので…
周遊という形を採ることが圧倒的に多いのですが、南アルプスの登山客様に存在しているらしい?しずてつジャストラインの路線バス(※冬季や春季などの閑散期は畑薙ロッジ迄。その他の時期は畑薙第一ダム迄)も未だに存在していたんですね。コレは、1日1本~3本という感じで本数は極めて少ないのですが…大井川鐵道井川線の終着駅である井川駅へダイレクトで辿り着くことができるので、実は何気にありがたいバス路線なのであります。

そうして、静岡駅から上記の様な観光仕様のバス?で井川駅へ向かいました。
閑散期の今は8時台の1本しか運行されないので、この1本を逃したらその時点で計画が破綻します。ちなみに、利用客はその本数が示す様に…平日に行った前回は、自分自身を含めてたったの3名。日曜日の今回も、その倍程度…(;^^)。途中、横沢というバス停で10分程のトイレ休憩がありますが、その時間を含め、井川駅迄の所要時間は約2時間20分程です。
尚、このバス路線…注目すべき点は運転士さんの運転技術です。
『7割は酷道』と言っても良い位の道なんですね。特に、横沢から井川駅へ至る迄の富士見峠を越える付近(約1時間)は過酷そのものです。無事通過すると素直に感動する程なのですが…バスの車窓としても非常に印象的な区間です。

左から2枚がバスの車内から撮った車窓です(※もう1枚は井川湖畔から撮ったモノ)。
まだ4月ですから、上記の様に残雪が美しい南アルプス連峰の姿を目にすることができました。また、上記中央の画像の通り、山々に囲まれた井川湖(ダム)に関してもハッキリと捉えることができます。コレ、最高でしょう? 静岡駅前周辺と比べてしまうと、同じ静岡市なのかどうか、疑いたくなる様な景色であります…(;^^)
井川駅からは大井川鐵道・井川線を利用して、大井川沿いを南下することにしました。

御覧の通り、軽便鉄道というか…
『鉱山見学をする様な列車』とでも言いましょうか。元々、旅客路線として建設された訳ではなく、井川ダムの建設資材を運ぶことが目的だった名残が車両にも表れております。
| 車両幅も当然狭く、手動扉です。さらに、車内に扇風機は備えられておりません。自分自身、身長は177cm弱あるのですが、ソレが天井に頭を当てないギリギリの高さなんですよね…(;^^) |

| 列車は井川駅を発つと… |
結局、隣の閑蔵駅迄の5Kmの移動に、なんと20分近くの時間をかけて到着しました。
| 停車した位置を見てみると、ホームはなく…溝でした。全国探しても井川線位でしょうね。こんな路線は…(;^^) |
閑蔵駅を発つと、日本の私鉄では1番の高さを誇る“関の沢鉄橋”を通過します。
(注:2005年迄は、宮崎県の高千穂橋梁の方が高さは上でした)
| 川底からの高さは100mあり、列車は鉄橋の上で一時停車を行うサービスを実施しております。この点も高千穂鉄道と一緒なのですが、橋梁上からの景色はイマヒトツ…(;^^) |
<其の弐へつづく(※画像数の関係にて分割)>
〆
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