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Canvas@Sony 2008 Secret Party 其の弐

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Written  By  New-Can  [ 2008年10月29日 00:37 ]    Web Clap
Category  01-B. 仕事系 日記
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<其の壱からの続き>

続きまして、こちらの其の弐では…
各アーティストの作品の特徴や裏話などを書いていきたいと思います!
ちなみに、箇条書きの部分に関しては、括弧なしは司会者などによるコメントで、括弧付きは…今回の感想やアート感に関するアーティスト自身のコメントです(※ソニー製品のイメージを確認したい方はこちらをご覧下さい)。


《宮原葉月氏》

  • ファッションと音楽の融合をイメージしている。今回は、鹿とペンギンが音楽を聴くシーンをイメージして、ペンと水彩で描いたとのこと。
  • 「色々な方とコラボレーションができたことは刺激的で、面白かった。今回のために20~30作品描き、試行錯誤して悩んだことも少なくなかったが、今後も今の分野を追及したい」
  • 「自分の世界が作品から滲み出ているかどうかが大切だと思う」

自分のような素人としては、「伸びやかで拡がりを感じた作品」でした。
あと、技術的な面で色々と気になる作品でもありました。画像をクリックすれば、その理由は分かるかと思いますが、既成概念に捉われない濃紺や滲みなど…効果的に使っていることがシッカリ分かる作品なのです。ただ、これらが製品化するという意味では仇となったようで、品質管理担当の方から、「この滲みは不良品だと思われる!」というNGが出たそうです。そのため、「これはアートなんだから…」というやり取りがあったとか(※両者の言い分とも尤もです)。あと、自分だけだとは思いますが、この作品を見て、イランのイスファハンのアリ・カプ宮殿内にある音楽室の装飾を思い出しました(※宮殿の方は音符ではなく、弦楽器です)。


《きたざわけんじ氏》

  • 3人の中では、イラストレーターということを1番強く自認している。
  • PCを使って平面を描くのが主であるが、今回は手書きで立体表現に挑んでみた作品。自転車で良い風景を見て、ふと立ち止まり、音楽を聴くということをイメージしたとのこと。
  • 「今回は特に楽しく描くことができたが、この経験を活かして行きたい」
  • 「自らの作品を客観的に見る力が大切だと思う」

自分の画像も敢えて1枚勝負?で…(;^^)
他の方と比べると、自分のような素人目にも商業的なことが考慮されていることがなんとなく分かる、「割り切りの良さ」みたいなものが感じられた作品でした。それが配色の美しさへと繋がっている気がします。ちなみに、個人的な驚きは、「大胆な白の使い方」ですね。とても開放的な印象を受けました。

《igu氏》

  • 子供との距離感を意識した“微笑ましい作品”にすべく、触れることを重視した作品に力を入れている。
  • 「まず、自分自身が楽しむことが大切だと思う」
  • 「夢は絵本作家。今後も、子供たちを意識しながら創作作業に取り組んで行きたい」

こちらは、きたざわ氏との作品とは対照的に、赤を大胆に使っている作品です。
赤は“強い色”ですから、明るさを与える一方で度を超えるとシツコクなってしまうと思うのですが、この作品の赤にはどこか落ち着きもみたいなものもあったと思います。組み合わせの妙か分かりませんが、王様の周囲の動物たちも躍動感があり、カワイらしかったと思います。キャラクターがハッキリしていると、その周囲の印象も変わるのかもしれませんね。自分には、明るいイメージの方が記憶に強く残りました。ちなみに、ソニー側では“まりも”に一目ぼれしたとのこと…(;^^)


シークレットパーティーに関しては、最後の30分ほどだったでしょうか。
フリータイムがあったのですが、その時間は写真を撮ったり、企画担当の方やアーティストの方と直接話すことができました(※軽食を食べても良い時間です)。


そんな時間があると、やはりお喋りはしておきたいところです。。。


招待者の人数は気になりましたが、、、
自分は、年齢的にも同世代の…宮原さんとお喋りをすることができました。ミュージシャンやライターは周囲にいますが、このような立場の方と話す機会は殆どないので、話す前は「どう入って行こうかなぁ…」という感じで緊張しましたが、上手いこと会話に潜り込むことができました。


宮原さんの印象としては…
そうですね、感覚や感性といった面で、「理系的な思考を都合良く排除する能力に優れているなぁ…」と思いました。作品に関しては、良い意味での偶発性を感じたていたのですが、“アルゼンチンのコルドバへの留学経験がある方”ということもあり、その点を聞いてみたときのコメントにも性格が垣間見えた気がするのです。「その当時は大したことは考えていなかったかな。ただ、色使いに関してはその経験が出てるんじゃない?と言われることがある」。


その色に関して、聞くことを忘れてしまったことに…
今の自分の未熟さを感じるのですが、宮原さんの今回の作品ですと、オレンジという色に…自分はなんとなく海外経験を感じました。和風の色の特徴って、1つに…落ち着きを与える明るさや濃度を持っている印象があるのですが、宮原さんのオレンジという色はこの路線から外れていると思うのです。濃い部分には、落ち着きというよりも…言葉が適切ではないかもしれませんが、粘着力みたいなものを強く感じました。一方で、薄い部分にはそれが解き放たれたかのような…そんな繊細なイメージを感じました。


以上のような感じで、短い時間ではありましたが、、、
個人的にはとても貴重な経験をすることができました。自らの反省点でもあるのですが、インタビューの奥の深さみたいなものも知ることができました。実は、宮原さんとのお喋りはかなり雑談度が高くなってしまいましてね…あははは。次回、またこのような企画がどこかであるかもしれないので、それ迄にはもう少し、インタビューに関するお勉強を自分なりにしてみようと思ってます…(;^^)


最後になりましたが、この度は招待して頂きましたこと、重ねて心より御礼申し上げます m(__)m

〆

<Postscript>

今後もこのようなパーティーを開催して欲しいですし…
他社でも、「このような企画を開催してみても良いのではないかな?」と思いました。そんな訳で、追記として、こんなパーティーに参加したことがない方などのために…今回、自分自身が感じたことなどをキチント書いておこうと思います。

  • 自分自身が音楽活動(作曲)に携わっていたときは1番間口が狭い“暗黒の時代”であったため、デビュー取消など大人の事情を色々と味わいました。ただでさえ、チャンスが少ない中、そんな事情も絡むと…モチベーションはやっぱり下がりますし、良い創作物は生まれません。このような企画は継続させるだけでなく、真似させることも大切だと思います。
  • このブログのように、30アクセス/日程度の日もあるブロガーでも選考される可能性はありますw
  • ブロガー&美大生…合計で40~50名ほどが参加していたと記憶しております。
    ただ、「誰がブロガー代表で、美大生代表か?」ということは、残念ながら風貌やネームプレートだけでは分かりませんでした。こちらは勿論ですが、アーティストや本プロジェクトに携わられた方にしてみても、それが一目で分かるとフリータイムがより有意義なものになるような気がします。
  • 短期間の間に、ブロガーが同じような記事をアップした影響は大きいようです。
    ソニーの社員の方をはじめ、検索エンジン経由でこちらにアクセスされた方が自分の予想以上に多かったです。ブロガー自身にとっても励みになることはあると思います(※ライターを夢見ている方もいるかもしれませんから)。
  • 自分をはじめ、「ブロガーは記事を書く立場で呼ばれた」と思ってます。
    その様子を伝えるために必要な最低限の時間はあると思います。今回、フリータイムから撮影時間やアーティストの方とお話する時間をマイナスしたところ、自分が軽食をとる時間は全くありませんでした(…というか、気付いたときには片付けられていた)。時間も時間です。その点を少しは考慮して頂きたかったです。
  • 上記のような意識もある一方で、自分だけだったのかもしれませんが…
    アートやその技術に対する知識や蘊蓄、かなり不足してます。主催者側としては、敢えて“素人的な質問を望んでいた”のかもしれませんが、できればバラエティに富んだ質問をしたかったのが本音です。そう考えると、当選通知が前日というのは…少し気になりました。1週間前には決めておく方が良いのではないでしょうか?
  • 招待された人数と主催者側の人数の比は、1:1ではありません。
    残り時間を考えて、自分自身は直感で…「アーティストや主催者側の方と話せるとしたら1名だけ(※運が良くて2名)だろう?」と思いましたが、自分自身…このような習い事をやっていたからこそ、判断できたとも思ってます。また、素人がアーティストの方に話をしに行くことは、やっぱり度胸が必要なことだと思います(※自分は果敢なタイプなので行きますw)。ブロガーにも色々な性格の方がおりますし、「どのアーティストに対して、インタビューを担当するか分けても良いのではないかな?」とも思いました。その方がアーティストの色々な側面が記事に掲載されるでしょうし、記事としての内容の質も上がるような気がします。
  • 「良い記事を書けるブロガーに関しては、翌年以降も依頼を検討する(or 別の企画で依頼する)と、また面白くなるのではないか?」という気がします。
  • 上記画像の通り、お土産を頂戴することができました。中身は、igu氏の絵本と各アーティストの作品が描かれたクリアファイル、コースターでした。大切にします♪

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