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ペンタゴンが懐かしい-GOING UNDER GROUND編-
今回は、前回紹介したJUJUのアルバムと同じ日に発売された…
GOING UNDER GROUNDの「LUCKY STAR」を取り上げたいと思います。彼らと同世代の自分は、キン肉マンをTVなどで当たり前のように観ていた世代ですけど、まさか「★といえばペンタゴン!」みたいなジャケットにしてしまうとは…ね。最初見たとき、ビックリしましたけど…良いですよね。こういうのも。個人的には、懐かしい気持ちになります。
<LUCKY STAR> 評価:「★★★★★」
彼らがメジャーデビューしてから7作目となるこのアルバム。
味わい深い楽曲とVocal・松本素生の爽やかな歌声から「せつな系ロック」とも称されているようですが、シングルで大ヒット曲を出していないこともあって、自分自身…アルバム単位でキチント聴き込んだことが実はありませんでした。。。
しかし、昨年末だったと思うのですが…
彼らの曲をTVの深夜の音楽番組で偶然聴く機会があり、それ以来、自然と聴く機会が増えてきました。キッカケとなったのは、今作における唯一の先行シングルである「#14:いっしょに帰ろう」です。序章のような、切ないバラード調の出だし~管楽器をフューチャーした間奏。そして、テンポを上げて本題が始まる…みたいな起承転結の流れがハッキリしている、この曲。2番の後にも、ポエトリー・リーディングみたいなものを少し入れて、テンポを変えたり…小細工色々。それでも、疾走感ある曲の中で、どれも調和しているのです。そんな曲においては、ドラムが重要度は増すばかりだと思うのですが、サビをはじめとする重要な箇所でのシンバルのオープンクローズなど…最高のチョイスが散りばめられております(※バンドの楽曲で、こんなにも多用する曲は久々に聴いたような気がしますけど)。切なさや懐かしさみたいなもの…色々なものが込み上げてきて、とても印象的でした。話が早いかもしれませんが、個人的には2009年の名曲の1つです!w
シングル曲に対する印象はこの程度として、、、
GOING UNDER GROUNDというと、個人的には、「良い意味での王道アレンジ」、「サビを際立たせ過ぎない曲作り」、「言葉の乗せ方がオーソドックスなので、比較的詞を聞きとりやすい」というイメージを持っておりますが、彼らの魅力自体も、そんなところにあると思ってます。ただ、それは…例えば、好き嫌いという意味であったり、大ヒットに繋がらない遠因など…評価が分かれるところであるかなとも思ってます。
しかし、1曲1曲の新鮮味よりも、曲の惹き立て方…これは抜群の上手さですね。
結局のところ、今作は先行シングル以外の楽曲の出来も良いんですよ。
例えば、男性が草食過ぎる詞が印象的?な「#1:世界のまん中」、「#3:夕」(→“暮れ”という言葉が外されたタイトルは何故なのでしょう…既発表済の「南十字」にも言えますけど)、「#7:Mr.Lonely」、「#11:スローモーション」といったところのキャッチ―なメロディ。あと、Drums・河野丈洋が楽曲を作り、Vocalをとっている…ミドルテンポの「#5:ラストダンス」や、どことなくホフディランを想起させるような曲調の「#9:アワーソウル」も耳触りの良い優しいメロディは印象に残ります(※ただ、声質を考慮しているのか、両曲における演奏隊の重量感は劣りますけど)。さらに、「#6:トーキョー・キャンバス」やスローバラードの「#10:なんでぼくらは」といったところにも存在感があり、遊び感覚を感じる「#8:チェリーボーイ」も「1曲くらいあっても良い感じかなぁ…」いうアレンジには微笑ましい気分にさせられます。
ただ、詞に関しては、「歌」とか「そば」とか…
相手を意識した言葉が目立ちます。シングルのベストアルバム発表後、初のオリジナルアルバムということもあってか、「変わらぬ決意や思いを余すことなく表現しておきたい」という気持ちは分かるのですが、曲調だけでなく、言葉でも同じように攻められると…多少シツコイというか、お腹イッパイという印象は否めませんでした…(;^^)
でも、何度もリピートしたくなる作品です。オススメです。
配曲や取っ付きやすさ…このアルバムにおいては、そんな点がとても素晴らしいです!
評価を★5つにした理由は、納得して頂けるかと思います。
〆
<Postscript>
余談ですが、「アルバムタイトル曲が1番地味だ」と思ったのは自分だけでしょうか。
曲調や詞のテーマよりも、「ジャケットありきだったのかなぁ…」と思わずにいられません…(;^^)
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