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祈りの旅路
一昨日、平山郁夫氏が亡くなりました。
絵心がない自分は…
技術的なことは全く分かりませんが、氏の作品における青。
この色がとても幻想的でとにかく好みでした(※例えば、シリアのパルミラを描いた作品など)。
勿論、その他の色も鮮やかで印象的でしたよ。
例えば、砂漠の中、ラクダに乗った一行を描いた作品とか(※楼蘭の作品も好き!)。
記憶に強く残っている作品は数知れず。。。
氏の作品と向き合っていると、無言のうちに…
「見聞を広げるために旅に行きなさい」
という感じで自分のことを諭してくれているような、そんな気がしました。
…でも、どうして、そう感じたのだろう。
氏の被爆経験が色にも滲み出ていたのでしょうか。
氏は、被爆して亡くなった人たちに対する贖罪のような思いと…
自分自身が生き抜くことはその償いであるという信念を同時に持っていたそうですが…。
そんなこともあってか…それくらい、ファーストインプレッションは強烈でした。
元々旅好きの自分に対して、十分過ぎるほどの…大きなテーマを与えてくれました。
…その後、動きたくて堪らなくなった自分は、何度か日本を飛び出しましたが、、、
記憶の片隅には、いつだって氏の作品があり、そのような風景を見ることができる可能性がある場所でなければなんとなく気が済まなかった。アジアを中心に据えたかった理由は、そんな気持ちに応えるためであったり、氏の作品をより具現化して捉えたかったという理由でしかありません。
しかし、氏の作品に触れていなかったら、自分はどうなっていたのだろう…。
海外の文化や風景などに対して、今のように興味を持つことはあったのでしょうか。
こればかりは分かりませんが…
生口島の平山郁夫美術館や箱根の成川美術館などで触れたときのインプレッションを無駄にしていないことだけは確かです。
心の底から感謝すると共に…
氏の作品を愛した1人として、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。。。
〆
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