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次世代にもバラエティに富んだ、質の高い音楽を聴いて欲しい… 

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Written  By  New-Can   [ 2012年6月18日 23:09 ]     

Category  07-C. その他 音楽話      BBS


先日、佐久間正英氏の記事を読んでいたところ、非常に気になることが書かれてました。


氏の記事のリンクを辿るのが面倒な方のために…
この記事の要点をザックリと申しますと、日本の音楽界が今置かれている現状や将来を憂う内容です。具体的には、「QCDのうち、Cを重視する流れがあまりに強過ぎて、これではもうQが保てない。音楽家は音楽を捨てるべきかの岐路に立たされている」といった感じですかね。。。


ちなみに、氏のことをご存知ない方に申し上げますと…
自分たちの世代だと、GLAYJUDY AND MARY、あとは175RHysteric Blueのプロデューサーとか、ベーシストという感じで名前が知られている重鎮(※他にも、BOOWYTHE BLUE HEARTSエレファントカシマシ黒夢などにも関わってます)。こんな場ではありますが、「チョット変わったリスナーの1人?として、自分も少し意見を書きたいな…」と思いました。


さて、今の自分は、ごく普通のサラリーマンをしてますけど…
1990年代後半の、こんな自分にもあった大学時代…実は、音楽業界に入ることを夢見て、デモテープをせっせと作っていたりしました。ちなみに、曲作りという点では、「これからヒットする曲は、平井堅が歌うようなバラード、あとはタレントやアイドルが歌うキャッチーなサビの曲の割合が高くなるだろうから、自分はそこにフォーカスを定めたい」とかなり現実的な考えを口にしておりました。


今になって振り返ってみると…
前者という意味では、平井堅やMISIAは日本を代表するアーティストとなり、後者はここ数年に絞れば、AKB48K-POPが売れている(「…ように見える」というのが個人的な持論)結果となっておりますが、何気にこの予想…自分自身で申すのも難ですが、「結構当たっている」のです。。。


何故、ここまで割り切っていたかのかと申し上げますと…
自分は歌唱力が全くなく、表からのデビューは可能性ZEROの人間でして…「海の向こうのヒット曲もなんとなく頭に入れ、簡単な将来分析をしながら、裏から可能性を探ってみるという意識がなければ、夢を叶えるなんて、とても無理だろう…」と考えていたからです。ところが、この裏を少し覗いてみると、実は色々あって、例えば、「こんな曲を作れるんだぜ…?」的な態度をメロディで示してしまうと、ウケが予想以上に悪い…。ザックリ申すと、「階段は1段ずつ駆け上がること!」というのが暗黙のルールという感じで、「予想以上に動きづらいなぁ…」というのが当時の第一印象でした。


30代半ばを迎えた、今になると、「仕方ないよなぁ…」と多少は割り切れたりもするのですが…
当時の自分は、その状況を…“素直に突破しよう”とは考えませんでした。「1990年代前半のような、日本の音楽業界にとって良い時代が来ることはもうないだろう…」と思っていたからなのですが、自分が音楽をしていた当時は、“違法ダウンロードの流れ”は既に強く、“音楽作品なんて、一部を除き、あとはレンタルするのが当たり前”という風潮も強固なものとなっておりました。悲観論者でなくとも、「将来的に、売上枚数が下がることくらいは想定できた状況だった」のです。


結果論で恐縮ですが、この頃の段階で…
日本の音楽界は、先の見えない不景気に突入する可能性を孕んでいた」と思います。


だからこそ、自分自身、早めに勝負を賭けたかったというか…
色々な作品を提示しつつも、1曲だけを正確に射るアクション」をとったのです。


その結果、とあるアーティストに提供することは決まったものの…
残念ながら、大人の事情でドタキャン…。さらに、そのアーティスト自体も、“デビューが取り消された”と後日耳にしましたが、自分自身はどうか別として、「若手アーティストをキチント育成しようという風潮は、この時代にはもはやなく、小さな夢を容赦なく摘む時代だったと揶揄しても良いくらいのではないか?」という印象さえ、自分にはあります。。。


さらに、この後の日本の音楽界が歩んだ道…
これも、「酷かった…」と思ってます。“歌唱力があったり、癒しを感じさせる歌声を持つアーティストを前面に出したカバー曲”や“Jラップ”が持てはやされる時代へと移り変わってしまったのです。“カバーされる曲自体が名曲であることは、自分も異論はない”ですし、“ラップ自体も好き”です。“ウケて当然だ”と思うのですが、一方で、「右向け右の流れがあまりにも強過ぎた」と思うのです。


こうなってしまうと、自分自身の予想でしかありませんが…
例えば、志を持って、純粋な美メロを追求していた、創造力が豊かな若手アーティストにしてみると、「新しい才能の発掘は後回しと宣言されたようなもの…」と感じても不思議ではありません。


自分なんかは、そういう思いがあったので、せめてもの抵抗として…
邦楽のカバーアルバムは1枚も聴かない」という地味な抵抗をしましたが、徳永英明の作品など、予想以上に好評を博したため、ネチッこく続いてしまいました。。。


結果、割を食ったのが、2000年代前半の若手アーティストで…
アルバム数枚程度で契約打ち切りとなるケースが目立つなど、悲惨なものでした。今思うと、「こんな世界は、自分には合わないし、たぶん無理だ…」と思って、スパッと諦めた自分の判断…あれは正解だったのですが、こんな短期結果主義のやり方が経験の浅いアーティストに対して良かったのかというと、疑問ですね。むしろ、可能性がある若手アーティストの道を妨害しただけというか…今となると、時代の空白を生むキッカケにさえなったと思います。


現在、韓国の国策(K-POP)や秋元康商法(48シリーズ)が…
日本の音楽チャートを常時賑わせてしまう結果となったのは、こういったところにも原因があると思うのです。悪いけど、こういった動きはバランスよくやってもらいたいのですが、これらのケースはあまりにも露骨過ぎました…。一方で、こういった不満を口にしないで実行に移すのが日本人です。気がつくと、売上がガクンと落ちていたのは、「玄人好みの音楽が好きな、真の音楽ファンが失望した結果」と捉えるのもあながち間違いではないような気がします。。。


最後に、最近、自分が聴いている音楽の話をしますと…
相対的にみると、1990年代の方が多いのかな?」という印象です。
例えば、オリジナル・ラヴSing Like Talkingなんて、今の若者には分からないだろうけど、彼らの作品なんて、今の時代でも十分通じるクオリティだと思うし、「自分以外の同世代ならば、誰かしらオススメするだろう」と思うのです。


両者に共通するのは、“アーティスト自体が雑食系であった”こと。
次の作品は、どういったアプローチで来るかな?」という意味でも、楽しみがありました。ところが、1990年代後半から、日本の音楽界は目先のお金という結果だけに目が眩み…そういった対応をとりませんでした。進むべきベクトルを誤ったというか、そのツケが今になって回ってきただけと言っても過言ではないとさえ思います。


あのとき、才能に溢れる若手を支えていたら、今頃どうなっていただろう…。
バブル期ほどの売上はあり得ませんが、“バラエティに富んだ音楽がチャートを賑わせる”ようなことが…もしかしたら、あったかもしれません…。


皮肉を込めた書き方をしておりますが、これくらい強く書くのも…
次の世代にも、自分たちと同じように、バラエティに富んだ、質の高い音楽を聴いて欲しいからです。


でも、1度大きくきった舵は、そう簡単には戻せないと思います。
日本の音楽界は、「今の日本全体に流れる閉塞感となんだか似ている」ような気がします。


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