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読み物レビュー <いわずにおれない/まど・みちお編>
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読み物レビュー <いわずにおれない/まど・みちお編> 

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Written  By  New-Can   [ 2014年8月11日 00:19 ]     

Category  04-A. 印象的な言葉  *  04-C. 読書感想文      BBS


僕が真っ先に思い浮かぶ“詩人”は、2月に104歳で他界された、まど・みちおです。
“まど作品”という意味では、動揺「ぞうさん」の詩が真っ先に思い浮かぶ方は少なくないでしょうが、僕がゾウのことを好きになったのは、この詩の影響ではないかと、そう思ってます。。。


…考えてみて下さい。普通、鼻が長い…所謂、“周囲と異なる目立つ点”を指摘されると、、、
子どもはどこか落ち込むものです。ところが、この作品は、その点をフォローするかの如く、「母さんも長いのよ」と子どもに寄り添い、さらに「母さんが好きなのよ」といった感じで話をホノボノ系へ展開させてしまうのです…。そんな大らかな作品であるが故に、「ゾウは優しい動物で、親子関係においても大らかなんだ?」という先入観のようなものが構築されてしまいまして…(;^^)
※川にいるゾウに対して、餌をやったことがありますが、迫力があって、怖いくらいです。。


さて、「ぞうさん」の詩にも当てはまる話ですが、“まど作品の特徴”は…
言葉を繰り返し用いる点にあると僕は思ってます。その“さり気ない繰り返し”が仕込まれているが故に、読み手は知らず知らずのうちに虜になってしまう…そんな気がするのです。。。


…でも、何故あんなにも繰り返すのでしょう??
そもそも、詩は限られた言葉しか使うことができないのに、韻も考えてしまうと、制約は多いといえます。ところが、まど・みちおは敢えて繰り返します。この点に、心の余裕や詩人としての凄みといったものを感じます。さらに、繰り返しに使う言葉においても、「無駄だなぁ…」という印象もなく、磁石のN極とS極の関係ほどガッチリ組み合っている訳でもありません。むしろ、「少し緩めに結び付いている」という感じで、ギスギスしておらず、むしろ包容力のあるフワッとした作品に仕上がっている印象さえ受けます。。。


思えば、僕の母校である希望丘小学校の校歌(※参考)も同様の世界観でした。
1番も2番におけるAメロの前半だけで、同じ言葉が3回(※注:リンク先はカットされているものの、“美しい”と“素晴らしい”です)も使われ、Aメロの後半においても、1番は「励もう 頑張ろう 2度とない今日を」、2番は「磨こう 鍛えよう 2つない命を」というフレーズを2度、繰り返します。


小学生には、やや深い詞かもしれませんが、今振り返ってみると…
まどみちおファンなどには、もっと触れられるべき作品では?」と思うほど、“美しく、素晴らしい作品”ではないかと僕は思ってます。


…そんな方が、「いわずにおれないって何だろう?」と思って、、、
僕は本作を手にしたのですが、心配は無用です。詩の世界観と一緒で、「言葉でしか表すことができない、命の輝きを語った、とても大らかな作品」ですから。また、インタビューがベースではあるものの、詩も数多く盛り込まれておりますから。

苦しいときや哀しいときなど、ソッと語りかけて欲しい言葉もイッパイ詰まっており、励みになります。
その中から、自分が共感した言葉を幾つか掻い摘んで取り上げたいと思います。

  • 同じ日本人でも十人十色、百人百色で、一人ひとり顔や考え方が違っているに決まってることに価値があるし、お互いに補い合い、助け合うこともできる。
  • 人と自分を比較して、自分の方が偉いように思ったり、逆にダメなように感じて人を羨んだり…人のマネをしたりするのは、一生懸命ではない証拠ではないか。
  • 自分が自分であること、自分として生かされていることを、もっともっと喜んでほしい。
    それは、何にもまして素晴らしいことなのだから。
  • 世の中に貧富の差があるのは、貧しい人から逃げ出したり、バカにしたり、利用したりすることはあっても、気遣って助けようという気持ちに人間がなれないから。
  • マイナスと思われている色々なこと…例えば、年をとるとか、忘れるとか、飽きるとか、休むとか、或いは1番大きなところでは死ぬこととか、そういうのも本当はみんな必要なことなのではないか。


個人的には、こういった言葉を読み返すという意味では…
聖書だと、「ハードルが高いなぁ…」と感じてしまうのですが、本作であれば、「文量的にも大したことはなく、パッと読み切れてしまうこともあり、持ち歩くこともできて、良いのでは?」と感じます。


人生のバイブル”と迄はいかないかもしれませんが、、、
穏やかな気持ちになりたいときに手に取ってみたくなる…そんな作品です。取り敢えず、評価という意味では、“★5つ”以外、僕の中ではあり得ませんね。

<Postscript>

僕の母校の校歌に関しては、現在は南瑠霞さんによる手話翻訳もなされているようです。


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