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読み物レビュー <パパのラブレター/佐藤ミツアキ編>
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読み物レビュー <パパのラブレター/佐藤ミツアキ編> 

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Written  By  New-Can   [ 2014年9月 7日 15:48 ]     

Category  04-C. 読書感想文      BBS


子を持つすべてのパパとママへ」と始まるこの作品…。
前妻との離婚をキッカケに、愛する我が子と会える機会が「2ヶ月に1回、9時から15時の6時間」という制約がついてしまった著者が「離れて暮らす子どもたちのために、父親として何ができるのか?」をテーマにしたブログが基になっております。

このことから、読者のターゲットという意味では、“別居親”の方となるのでしょうが…
個人的には、随所にある著者の“ポジティブシンキング”が印象的で、著者と子どもたちの“9年間の成長記録”は、子育てに悩む父親、母親…誰が読んでも良い内容であるように感じました。

実は、途中からは、「これ、よく分かる!」と思った箇所には線を引いたほど…。
ただ、“ブログの良いとこ取り”であるが故、「時系列や重複の校正という意味では、もう少し手を加えても良かったのでは?」という印象が拭えなかったのも確かです。。。

このため、作品の総合評価という意味では、★4つ迄としてますが…
“経験談は貴重”ですね。どんなことが書かれているか、以下6点、簡単に整理したいと思います。

【1. 離婚のキッカケは?】

前妻が当時3歳と1歳半の息子2人を連れて…
置き手紙なしで、大阪から実家のある東京へ戻ってしまったため。所謂、“妻による連れ去り別居の典型”で、「何故、私がこんな目に遭わなければならないのか…」と引き離された側であれば誰もが抱くであろう複雑な思いを感じながらも、作品内では、「子どもがいることを忘れ、夫婦喧嘩も絶えなかった」とも振り返っておられます。

【2. 引き離された直後の辛さと葛藤】

前妻は、荷物を殆ど持たずに出て行ったそうです。
このため、家の中には子どもたちの写真や玩具がそのまま残されており、それを見て涙が止まらず、「暗い谷底へ落ちて行くような心境だった」と振り返っておられます。ちなみに、自身の体験に基づく、辛かった例として…

  • 同じ年頃の子どもを見ないよう、道を変えたとき
  • 電車に乗っている際、子どもの泣き声が聴こえたとき
  • 食事の際、長男が嫌いなものが出て来たとき

…を列挙されてます。
まさに、経験した人間にしか分からないことでしょうね。面会をブロックする妻に素直に従い、「子どもたちに会いたい」という自身の気持ちを抑え、「会わずに忘れてしまった方が良いのでは…」という葛藤もあったそうです。

ところが、別居してから約1年後…子どもたちと再会を果たします。
調停中の1時間、東京へ向かう新幹線の中では涙が止まらなかったそうです。このときの心境は幾何のものだったか…。裁判官や調停員、弁護士も含め、親子関係を強引に引き裂くような状況を作る関係者に対して、「人としての優しさの欠片もありませんね。子どもがいる事案なのに、他人事としか捉えることができないのですね?」と皮肉を言ってやりたくなります。

【3. ポジティブシンキングのキッカケなど】

子どもたちとの再会が著者の心を前向きにしたでしょうが、子どもの立場で離婚を経験した方から…

 離れて暮らす父親が離婚が原因で、誰も知らない所で病気にでもなって
 何をしているか分からないまま死ぬほど、子どもとして情けないことはない。
 いっそのこと、子どもが羨ましがるくらい幸せになってくれた方が良い。

と言われたことが、「より背中を強く押したのでは?」という印象を受けました。
「いつまでもクヨクヨしていたら、これから強く生きようとしている子どもたちに笑われる」、「強くて優しい父親だったと言われたい」といった親としての信念も、前述の言葉があったからだと思われます。

【4. 同居/別居親、双方に向けられたメッセージ】

  1. 離婚は夫婦の身勝手な行為で、1番傷つくのは子どもです。
  2. 相手から離婚や別居を突きつけられると、人は不安になり、自分自身さえ見失うものです。
    たとえ、そのような状況に陥っても、理屈で相手を説得したり、相手の話を聞かずに自分の都合や言い分を押し付けるようなことは避けて下さい。そのようなやり方で相手を捻じ伏せても、何の解決にもなりません。相手に対して、気持ちはなかなか伝わらないものです。
  3. 人間はやりたいことをしたい生き物であるため、自らを否定されることを嫌います。
    自らが正しく、相手が間違っているという前提で話をすれば、相手が素直に聞くことができなくなってしまうのは当然」ではないでしょうか。頭ごなしにやりたいことを否定することは、相手の人間性を否定することと同義です。夫婦間も一緒で、相手を自らの思う通りにさせようとすること自体が間違ってます。
  4. 離婚が良いか悪いかなんて第三者が決めることではなく、その後の生き方で決まるものです。
    しかし、離婚後…前向きに生きることは、言葉で言うほど簡単ではありません。悩んで悩んで、少しずつ前が見えてくるもので、親や会社の同僚が励ましの言葉を投げ掛けてくれたものの、慰めにはなりませんでした。
  5. 理想の夫婦が、「一緒にいてお互いが癒される関係」であるならば、理想の離婚後は、「仲良くする必要はないものの、穏やかに会話できる関係」です。

【5. 別居親に向けられたメッセージ】

  1. 子どもたちは、ずっと待ってます。
    子どものことを忘れたり、存在感を消したりして、新しい人生のスタートを切ってはなりません。(※養育費の支払など)子どもに対しての責任を果たしてこそ、自らの幸せも掴むことができます。
  2. 人間は生きている限り、誰かを愛していたい生き物であるため…
    子どもと別れることは身を切られるほど辛いことです。離婚当初は、子どものことを思い出すだけで辛く、涙をこぼしました。しかし、時と共に、誰かに与えてもらうばかりでは愛とは言えないことに気がつき、自分から愛するようにしたところ、離れていても子どものことを思い出すと、自然に笑みがこぼれるようになりました。
  3. 別居親は子どもたちに対して、かわいそうなことをしたという気持ちで…
    甘やかしがちですが、買い与え過ぎたら、物を大切にしなくなります。そもそも、物やお金を与えるだけでは“親の自己満足”でしかありません。欲しい物があっても我慢させ、一緒の思い出を少しでも多く作るようにしました(※ゲーム禁止とし、自然の中で遊ぶ面会に重きを置いたとのこと)。
  4. 前妻に対して、元気で素直な子に育ててくれていることに感謝すると共に…
    子どもたちにも、「大人になっても夢を持ち続けることの大切さ(※叶える努力をする人間になるように)、前妻への感謝の気持ちを忘れないこと(※悪口を言うことは半分の遺伝子を受け継いでいる子どもたちを悪く言うことでもある)、今を大切に生きることの重要さ」を説いてます。
  5. 今でこそ、子どもたちと会うことが生活の一部ですが、、、
    最初は親子関係が上手く行くか不安でした。しかし、子どもたちに会う度にその不安は消えていきました。面会に否定的だった前妻も徐々に軟化し、子どもたちに会うことに関して理解を示してくれるに従い、性格も穏やかになり、明るくなったからです(≒温和な性格を取り戻した)。
  6. お互い許しあうことなく別れたにも関わらず、今ではお互いがお互いを理解しあえ、子どもたちにとって、母親が大きな存在であることを強く思うようになりました。

【6. 印象に残ったポジティブシンキング】

  1. 過去に捉われるのではなく、大切なのはこれからの時間で、取り戻せない時間は気にしない。
  2. 他人の目ばかり気にする人生は勿体なく、どん底の日々から這い上がるためには、できることから始め、新しい出会いの素晴らしさを信じて今を生きなければ、第2章の幕は開かない。
  3. 達成困難だと予想されることにも勇気を出して、チャレンジすること。
    たとえ、その結果が失敗だったとしても、決して悪いことではありません。むしろ、行動に移さない方が失敗です。
  4. (※子どもに対して行うように)信じることと同じくらい許すことが大切です。
    それでも、自分を傷つけた人のことを許すのは簡単なことではないため、みんな悩むのですが、消したい過去はいずれ消え、消せない過去から思いの深さを確かめることができます。
  5. あなたが幸せになれば、きっと周りの人たちにもいい影響を与え、周りの人たちをも幸せにすることができます。

<Postscript>

子どもたちがクリスマスには父親である著者に向けて手紙を書いた…
無理しないでいいから、サンタさんが買えるものをください」にはジーンときました。


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