| 第７回のテ〜マ：Destination（2000.4.9.） |
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３月23日、東京都立科学技術大学の工学部・生産情報システム工学科を卒業するに至りました。嬉しい反面、大学受験を失敗したために経験した１年間の浪人時代を含めると…17年間の学生生活が、この日で一区切りが付いてしまうのかと思うと、いささか淋しい感じが致しました。 “淋しい”…って思うのは、自分なりの推測ですけど…まだ学生時代にやり残したコトがあって、十分に満足できていないコトもあったのだと思います。ハイ。確かに、振り返ってみても、“不完全燃焼”だったコトが多かった気がします。例えば、『17年間で自分が出会った人数はあんだけいたのに、今…きちんと付き合ってるのは、こんだけ。深いコミュニケ〜ションが取れた人ってどれぐらいいたかなぁ…？ 自分の真の友人って、こんなモノだったのかなぁ…？ もっと多くの人と思いきり話したかったなぁ…』とか。そして、卒論が引っかかったが故に、色々と世界初のコトを突っ込んで行っていた、その後の学部生にしては深すぎる？研究（苦笑）については…やれば、やるほど、『院に残りたかったなぁ…』という気持ちも、ちらついてくる始末…。 ただ、就職を決めた１番の理由ってのは…ネットをやり始めて、強く思うようになったコトなんですけど、今ある人間関係を、さらに広げるような新しい人間関係が、とにかく喉から手が出るほど、すぐに欲しかったからです…。 ちなみに、『絶対に院に行こうと思っていた時期が、こんな自分にもあった』のですが、結局そう決断しなかったのは、この点において、院には…そういう魅力が、ウチの学校も含めて、なかった気がしたからなんですよねぇ…。就職活動前の時点においても、狭いコミュニティ〜に浸かり過ぎていて、自分の考え方とか、人付き合いの仕方とかに歪みが生じてる気がしてたのに、さらに２年間…そういうトコにいれる自信は、自分にはありませんでしたし、そういう点は、早く直したかったコトだったのです。自分の予想に反して、他人からはそう見られるコトが全くないんですけど。。。 そんなこんなの気持ちで行った就職活動でしたが…なかなか面接で好かれず、自分の性格に対して、本当に自己嫌悪に陥るほどの苦労を致しました。あの頃は、実にたくさんの皆さんから励ましの言葉を頂きました。そのおかげで、最終的には…自分が携わりたかった業務を手掛け、なおかつ、自分が心の奥底で気にかけていたコトを改善させてくれそうな会社に入るコトができました。そして、その後すぐ行われた研修では…関東地区幹事だけでなく、“同期幹事長”なんぞという、メッチャ目立つ役職まで頂いちゃいました。幹事は、さすがにビックリでしたけど、至れり尽くせりなのかなぁ？（爆） というコトで？、あれからは早速…自分にできるコトはやりました。各地区の幹事の力も借りた名簿作り、メ〜ルやＱのやり取り、ＭＬとチャットの設置。入社前から…支部会を開催…。しかも、幹事をやっている関東だけでなく、卒業旅行を兼ねて？関西にまで出ちゃうという…（笑）。おかげさまで、自分の予想以上に、同期の同僚として一生付き合うであろう…みんなとの仲についても、昨年９月の研修後…さらに良くなりまして、入社しても…毎日が有意義に過ごせています。現時点で既に、大学生のノリでワイワイだし…（笑）。なんか、リアルな世界においても、“自分らしさを表現する”という点において、上手くなれそうな気がしました。 皆さん、それぞれに…目指しているトコがあると思いますが、“人生のゴ〜ル”ってのは、強制的に決められるモノです。殺人事件にしても？、事故にしても？、病気にしても…。社会人になったのですから、今まで以上にそういった意味における後悔については、絶対に残さないよう、１日１日を大切に生きて行けたらなぁ…と思う次第であります。というコトで、これにて第７回を終わりにしたいと思いますぅ…。 |