第28回のテ〜マ:【When Can I See You】(2001.11.4.)

 前作から、1ヶ月振りとなりました今作ですが、ココに至るまで…俺・にゅうは、凄まじく忙しい毎日を過ごしておりました。ココ数日もそうなのですが、家で1人になれる時間がチョットでもあったときは、朝昼夜…布団の上かとか、そういうコトは一切関係ナシで、【眠いときは寝る!】って感じで、転寝してました。【気付いたら、お風呂に入るのも忘れ…朝になってた】ってときもさえありました。。。

 それぐらい疲れてるくせに、【週末は必ず予定が入っていた】ので、ホボ家以外の場所にいました。疲れてる様子などホトンド見せずに、ときにはオ〜ルナイトで場を楽しみ、日曜日を勢いで過ごし、月曜日を迎えたりもしてました。そこまでしたのも、平日とは違った関係の人達と逢って、【一緒になって、何かをトコトン楽しみたかった】っていうのが1番の理由でしょうかねぇ…。ハイ。。。

 ただ、この生活…肉体的には超疲れます。しかし、このキツイ×2生活が…自分の場合は、逆に肉体と精神のバランスを保ってくれていたのも事実で…不思議と、外に出れば、欲求は全て満たされていたのです。イロ〜ンナ人と、どこかで逢って話できる機会があるのって…やっぱり、最高でした。自分も相手を必要とし、相手も自分を必要としてくれているようで。ココ2週間みたいに、【誰とも逢わずに、肉体的に心底休んだなぁ…って実感できてる週末は、本当にいつ以来だろう…】って感じです。マジで。それぐらい、疲れて当然の生活をしてましたし、実際の話…今も、疲労は根こそぎ抜けてはいません。。。

 そうそ、先週&今週と…何故、大人しく家にいるのか書きますと…実は、先々週の半ばぐらいから、風邪がメッチャメチャヒドくて。今日、ようやく直ったかな…って初めて実感してるぐらいなのです。ちなみに、一時は…声が出るときと出ないときがあるほどでした。咳もヒドク、【熱が出てるっぽいなぁ…】って思うときも、何度あったか分からないぐらいだったのですが、そんな体調であるにも関わらず、休むコトなく働いておりました。実際、【そんな体調のときは、普通なら仕事を休むよ。本当に大丈夫?】って上の人にも言われてたりもしていたのですが、【プログラムの開発は、声が出なくても、頭が動けば問題無ですから(笑)】って感じのコトをサラリと言い放ち、仕事をしておりました。何食わぬ顔で、普通に残業をこなしました。結局、1回休んだら、その遅れを取り戻すのにどれだけかかるか考えると、あまりに恐ろしくて…。ココまで来ると、【こんな逞しい2年目の社会人ってどれだけいる?】って感じですよね(苦笑)。肉体的にも、精神的にも…疲弊しきってしまったのです。まさに、【粉骨砕身】って感じであらゆるコトをこなしておりました。。。

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 さて、仕事をココまで頑張った理由についてですが…当然、あります。実は、10月25日の木曜日、渋谷AXにて…俺・にゅうが高校時代から尊敬して止まない、BABYFACE(以下、KENNETH EDOMONDS)がライブを行うコトになっていたのですが、ネット経由で、結構簡単にそのチケットを手に入れるコトに成功したからに他なりません。全ては、このライブを【弟と一緒に、頭から観るため!】でした。つまり、仕事において、これだけ頑張ったのも…【この日だけは、絶対に残業しない!】と決めていたため、毎日必死の思いでいたのです。【頼むから、この日だけは長い打ち合わせは入らないで欲しいなぁ…】みたいなコトは、本当に何度頭を過ったコトか。根回し、しまくりました(笑)。そのおかげかどうかは分かりませんが、この日は定時の17時30分に上がるコトができ…18時30分には、ライブ会場に無事辿り着きました。勝どきが仕事場ってのは、これだけでも大変なんです。渋谷まで40〜50分かかるってのは、やっぱり遠過ぎです(哀)

 それから1時間ぐらいでありましょうか…。KENNETH EDOMONDSのライブが始まったのは(約30分遅れ)。バンド、コ〜ラス部隊、ダンサ〜部隊を従え、彼が出てきました。【この人だったのか…俺が、1度で良いから、是非とも超近くで御目にかかりたかった人というのは…】って感じで、もうあまりに感慨深くて、1曲目の“There She Goes”より、周りの人お構い無で、ず〜っと唄いっぱなしでした。洋楽の曲を、これだけ口ずさめる@多少適当だけどさ(滅)のも、スゴイコトでしょう。それだけ俺が彼のコトが好きであったのは、紛れもナイ事実で、彼が綴った作品は、俺の短い人生の1ペ〜ジを常に鮮やかに彩っていたのです。

 ライブの中で、特に感慨深かったシ〜ンといえば…大きなモノとしては、3つほどあるのですが、1つ目はBOYZ II MENの曲を取り上げたときでしょうか…。主役は、この曲では作り手という裏方だったせいか、休んでいたのですが…(苦笑)。初めてBABYFACEという名前を目にしたのは、実は…彼らの【End Of The Road】という曲のクレジット。この曲が流行ったのが、実は1992年だったりするのですが(もう、懐メロ?)、この1週間前に高3のクラスのみんなで、同窓会をしていたコトもあって…マジで高校生に戻りたくなりました。ハイ。おっと、んな俺のノスタルジーは置いておいて…とにかく、彼がそれ以来、凄まじき数の曲を書き、俺をはじめとする世界中のファンを唸らせていたのかと思うと、改めて、俺も彼のように曲を書く人になりたくて仕方ありませんでした…(;^^)。曲を書くコト…というか、曲を綴り、詞を綴り、それを披露し続けるコトって、どんなに素晴らしいコトか。大変なコトですが、改めて格好良いなって思ってしまいました。俺自身の夢である、この職に就くコトを…今後も絶対に諦めちゃいけないなって、そう思いました。。。

 2つ目は、KENNETH EDOMONDSがマンハッタンでのテロにショックを受け、それに対する祈りを…みたいな気持ちから、【Change The World】という曲を平井堅氏と唄ったシ〜ンでしょうか。ちなみに、この曲…KENNETH EDOMONDSの曲というよりも、自分の中ではクラプトンの曲と思ってますし、実際の話…メロ作りに一切関わっていなかったりするので、【KENNETH EDOMONDSファンと自認するなら、“この曲が1番好きなんだよ”なんて言わないでくれ】っていう感じで、自分の中ではあるんですけどぉ。ただ、この曲は…嫉妬したくなるほど、アレンジが良いんすよ…。【KENNETH EDOMONDS、魅せた…】みたいな。生なら、極上モノなんですよ。グラミー賞のときも、そう。だから、俺的には嫌いなりたいのに…嫌いになり切れないみたいな(苦笑)。さらに、今回の場合は…平井堅と一緒ってヤツでした。もう、んなコトは…とても言えず。さすがに聴き惚れるしかありませんでした。。。

 もう、なんて言えば良いのだろう…平井堅の歌声、生で聴いたのが初めてだったんで、ただ×2感動。【なんて、お前は優柔不断やねん!】って感じです(核爆)。っつうか、ゴスペラーズのコトとかについて書いたとき、御目にした方はいたとは思いますが、平井堅とゴスペラーズについては【売れる!売れる!】とデビュー時から太鼓判を押していたのです…自分は(特に、平井堅については【ベタ誉め】)。そんなコトもあって、大きくなって自分の前に姿を現してくれたコトについても、もうモノ凄く嬉しくて、それも絡んだら…ねぇ?(爆) しかも、隣はKENNETH EDOMONDSみたいな。彼の唄の上手さを、日本国内の人間しか分からないのは、本当に寂しい限りで、これをKENNETH EDOMONDSに良い宣伝ができれば…と思っていたのですが、やはり彼は上手い。ファルセットとかの余裕が、他の日本人男性ア〜ティストとは違いますよねぇ…。まさに見かけ以外も、絶対に日本人じゃないのが羨ましい(汗)。KENNETH EDOMONDSもあまりに上手く行き過ぎたせいか、感動の境地に入っていたようで、唄い終わった後…2人とも、本当に良い顔してました(笑)。バックバンドの演奏も、2人を上手くひき立てていて格好良かったですもん。平井堅よ、是非海外でも挑戦してくれぃ!(最後はそれかい:^^;)

 3つ目は…【When Can I See You】という曲を唄ってくれたときですかね@アンコール。この曲は、1994年に全米で大ヒットした曲なのですが…これがですねぇ、俺はもうメッチャメチャ好きなんです。【End Of The Road】で興味を抱き、この曲で完全にファンになったというせいもありますが…。ちなみに、この曲…前奏から、ギター、ベース、バスドラ、ユビパッチンだけと…前奏からフォ〜キ〜で雰囲気はとても良いのですが、メロディは全体的に地味なんです。なぜなら、【誰がどう聴いても1番キャッチ〜なメロはBメロ…(;^^)】。サビの地味さが際立つ際立つ…。さらに、サビから加わる楽器も、パーカッションのみ。独特の軽い質感、2番以降はフェイクが多くなってくるKENNETH EDOMONDSのボーカルが際立たせている、ある意味で恐ろしい曲なんです。ファルセットのタイミングも抜群なんですよ。つまり、彼以外は唄えないであろう曲なのです。自分の中では。黒人の凄さを思い知らされた曲なのです。そんな曲を、遂に生で聴く機会を得たのです。TVでは、生で何回も聴いたコトがあったんですけどね。そんな俺が、生で聴いてどうなったかというと…この7年が走馬灯のように、頭の中を駆け巡りました。ジ〜ンと来ました。俺の中では、さらに名曲と化しました。感動しました。ノックアウトでした。ただ、ギターが右利き用のを逆にして弾くという、彼独特のスタイルでなかったのがショックでしたが…(こだわり過ぎ?:^^;)

 最後に、このライブ…俺と弟は、KENNETH EDOMONDSには新しい曲よりも、提供曲を含めて、古い曲を数多くやって欲しいってのが願いでした。俺らの中では、最新アルバムは…テンポを上げて、アレンジで頑張ったものの、メロが古いって感じで、内容に満足し切れなかったのです。さらに、AXのようなライブハウスでは、【Tender Lover】(2nd Album タイトル曲)とかの曲の方が絶対に合うと思っていたのですが、俺ら兄弟の中では、やっぱり【Tender Lover】の勝ちでした…(;^^)。あの早いノリは、やっぱり良いですし…提供曲で、改めて彼の軌跡を追えたのは、やはり新鮮でした。新曲の比重が小さくて、良かったです。ただ、4th Album【The Day】から1曲も取り上げなかったコトは、その当時…袂を分かち合っていたL.A.Reidのコトが頭にあったのだろうか…と思わずにいられなかったのですが。あのアルバムの曲、良い曲多いのになぁ…特に、7曲目の【Seven Seas】なんて最高のバラードなのに。。。(遠い瞳)

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 毎度のように長くなりましたが…これぐらい色々とコダワリを持ってライブを観たのです。自分は(笑)。今夏に、あまりのKENNETH EDOMONDS好きが高じ、アトランタに行った訳も分かって頂けたでしょうか…(謎)。しかし、KENNETH EDOMONDSは本当に予想以上のエンターテイナーでした。俺らの欲求を満足させてくれるライブにしてくれました。バックバンドの演奏力も、凄まじく…黒人の技術を、ただただ思い知らされました。さすがでした。【また、日本に来てよ…】という意味も込めて(っつうか、【日本のファンが世界で1番最高だよ】って言ってたし)、今回のタイトルには…意味合いも合致する、1番好きな曲のタイトルを充てました。このタイトル、そういう訳なんです。あはは…(笑)

 ちなみに、次回も…KENNETH EDOMONDSのライブについては、俺らは絶対にライブハウスを選びます♪ 脚は筋肉痛になるけど、ココで声高らかに宣言致します♪(;^^)

 以上にて、個人的にはやや積み残し気味となってしまいましたが…船の出港時間もそろそろなので、第28個目の箱詰め作業の方を終了したいと思います。。。

 P.S. 近々、久々に…このHPに、自作曲デモを1曲発表しようと思っております。
     KENNETH EDOMONDSのライブに、完全に触発されました…(;^^)

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