第38回のテ〜マ:【ヨイトマケの唄】(2002.12.23.)

 数日前、また1つ俺は齢を重ねました。とうとう“26”となってしまいました。素敵な夢を見つつ、その回数分だけ挫折を味わってきた自分自身にそっと別れを告げ、また新たな道に入らなければならなくなってきた気がします。

 戦国時代に、確か織田信長であった気がするのですが、【人生50年…】と言っていた武将がいた記憶があります。こういう言葉って意外と忘れられないモノで、したくもないのに…彼らと自分自身の道とをどうしても照らし合わせたくなってしまう自分自身がいます。常に死を隣り合わせていた生き方をしていた人間と比べて、この俺はまだまだだよなぁ…と、いつもながら思います。

 ただ、この世で生まれてしまった以上は“サダメ”であり、齢を重ねることに対して、逆らうコトはできません。むしろ、そのカウントをどう活かすかを求められていると捉えるべきでありましょう。それ故に、自分は“人間という動物として生まれてしまった”以上は、スポーツにはある程度手を出し続けたいと思いますし、この世に起こり得る事象、存在物の何もかもがメロディーを作るヒントと思えるぐらいに曲を作る能力を持ち合わせてしまった以上は、作り出したいですし、【挑戦】という言葉に集約して、生きるための勝負を賭けるコトも必要だと思っております。

 その中でも、今年【特に顕著に示した結果かな?】と思うのが…やはり例の?新規マンション購入決定でありましょうか。現在の自宅近所(世田谷区内)なので、3LDKとはいえ…メチャクチャ高いです。それ故、【△,○00百万円】の借金を背負う予定なのですが、コレはいやいや引き受けた訳ではありません。むしろ、積極的です。理由としては…

@もう、こんな狭いトコに住みたくない!
A定年までキチント勤めれば、誰もが住居は買えるらしいから…(;^^)
B今は大不況だから、景気が良くなったときに有利かもしれない…
C現在住んでいる団地の築年数が30年を超えたため、そろそろ強制的に追い出されるの
 ではないかと思い…
D家族で広いトコに住むのは、母親の夢であり、自分自身の夢…
E自分自身、精神的にもっと追い込まれたい…

という感じでしょうか。何人かには既に話したのですが、このコトを話すと、誰もがこの俺の決断に驚きます。【結婚準備?(笑)】とか、色々と言われましたが、自分としては【その前に準備しなければならないコトがなってないのに、そりゃないだろう?】というか…。そういう訳で、今回のこの決断については…他の家族のような贅沢等を知らずに生きてきた俺自身が“数十年単位で先のコトを考えた結果”であり、時代の荒波を上手く乗り越える対策といった所です。

 ただ、こんなコトが起こるなんて…夢にも思いませんでした。母親が自分の父親をはじめとする遺産をキチント貯めてくれていた結果…でもあるのです。そういう訳で、今回の件については“俺自身の力だけではとても無理な話”であり、コレについては、素直に感謝をしなければいけないですし…簡単に結婚というモノが発生しがちな昨今において、誰もが軽く捉えがちな“女1人での男2人の子育て”をキチントこなしてくれた母親に対しては、俺自身に歌唱力があれば&唄えるような機会があれば、弾き語り形式で、あの美輪明宏氏が化粧を落として朗々と唄い上げる…日本が誇る超泣ける曲の1つである【ヨイトマケの唄→桑田佳祐氏のコメント?←→新井英一氏サイトより←】とか唄ってあげたいです。母親の業種は、この曲の歌詞とは全く違いますけれども…いつの時代においても、人間の精神的なモノというのは普遍のはずですし、お互いの本当の意志を再度具現化のもありなのではないかなって。んな儀式じみたコトをしなくても、分かってはいますけどぉ。。。(;^^)

《参考》
【ヨイトマケの唄】は、実は放送禁止曲です。つボイノリオ氏の曲みたいな理由ではなくて(苦笑)、“ヨイトマケ”という言葉自体に、“建築現場などで、地ならしのために大勢が一斉に鎚(つち)を滑車で上げ下げすること。また、それをする人”という日雇い労働者的な意味を持っているので、それが在韓人等を指していて、差別してるような感じがあるからというコトでそうなってしまった様です(歌詞に“土方”という言葉が出るのも拙いらしい)。この曲が生まれた時代背景等を考慮すると、日本人の誰もが一聴していなければならない曲だと思うので、個人的には21世紀の紅白歌合戦で美輪氏が唄える日が来るのを願って止まないのですが…。桑田佳祐氏がベストアルバム内に、ライブバージョンとはいえ、CDに収録したコトは拍手喝采モノでした。

 そういう訳で、来年は、【再度…自分自身だけでなく、母親や弟と共に、スクラムを組み直す年にしたいなぁ…】と個人的には思っております。また、引越を機に…今までの俺自身の人生において、出逢い、お世話になったなと思う方々につきましては、新住所についても当然お教えするツモリでおります。今後とも、1人でも多くの方とお付き合いしたいですし、その姿勢として…【1人でも多くの方を新居の方にお迎えして、何か適当なおもてなしをするのが筋だ】と思っておりますから…。手料理のレパートリー、増やすぞぉ…(;^^)

 最後ではありますが、これが2002年度最後のモノとなります。今年は、仕事等が忙し過ぎて、自分自身の本音を書くようなコトがホトンドできませんでしたが、来年こそは“引越後にでも頑張れればなぁ…”と思っております。それでは、2003年が皆様にとって良い年になりますように! 以上にて、第38個目の箱詰め作業の方を終了したいと思います。。。

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