第49回のテ〜マ:【未来の恋人へ】(2003.11.03.)


 まだ11月であるにも関わらず、京都駅の中で、巨大な“クリスマスツリー”を見てしまったせいでしょうか。なんとなく 不思議な感じではあるのですが、空席が目立つ新幹線の中で、1人…ふと思い付いたテーマに関して、非常に 恥ずかしいですけれども…今後の叩き台という意味も含めて、今迄と全く違うタッチで、このコーナーに敢えて書いてみようと思いました(チャレンジ精神だけはあるらしい)。

 ちなみに、コレを書いている時点では、当然相手もおりませんので…本当に、【未来前提】です。お好きな様に、勘違いして頂いて構いません。。。(ぉ)

★未来の恋人へ★

イキナリ唐突だけれども…
今迄好きになった人って結構いた?
そんな人と恋愛関係に発展した?

ある程度の年数を生きていれば、
何人かと恋愛していて
当然だと思うのだけれども、
俺はその当然が全くできなかった。
1度も成就するコトはなかったの。

でもね、いつかはできると信じてた。
根拠は全くなかったけれども。。。

そんな俺にとってみれば、
まず…大事なコトというのは
人を心底好きになるコトよりも、
とにかく…人という人を
知るコトだと思った。
そう考えて、敢えて
生きる様にしてみた。

なんて言えば良いのだろう…。
異性であれば、ある日突然、誰かしら
好きになれそうな気がしたから。

さらに、発想を良い様に変えて、
運が抜群に良ければ、
誰かが好きになってくれる…
そんな気にもなってみた。

結構、単純なタイプなのかもしれないな。
実際の話、結果が欲しかったしね。

でも、結果は変わらなかった。
俺って、スゴク悪い人なのだろうって
思わずにいられなかった。

優しい人ってどういう人なんだろう…?
相手を想うってどういうコトなんだろう…?

俺が発する言葉や雰囲気からは
愛の様なモノが微塵も
感じられないのか…?

そう考えてしまう俺を
慰めてくれる人はいたし、
好意はキチント受け止めたツモリだけど…
本当に欲しかったモノは
そんな近い所にある希望的な
観点のモノではなくて、あくまで
先々の答えだった。
ストイックな結果主義者だった。

誰も現れないのであれば、
変な期待は持たせないでくれ…みたいな。
この程度の絶望感なんて、
早く教えてくれた方がありがたい…みたいな。

自暴自虐的な自分と
そんな所を慰める
自分との間さえもを楽しむ位の
ある種の開き直った
生活がしてみたいとも
思っていたし…

俺自身がスゴク弱い人間だというコトや
いつも強くありたいと願う人間だというコトは
自分自身が1番よく分かってるし、
コントロールできる自信もあったから。

でも、こう考えてみると…
死別により、人生の何割かを
片親という状況で過ごして来た結果が
ハッキリと出ているタイプかもしれないと思ったな。

真夏の向日葵の姿に
自分を照らし合わせようとするコト、
実際にあるし…
人生を残時間数で
計算してしまうタイプなの。

決して無駄な時間は
過ごしたくはないしさ、
君にもそんな時間を
過ごさせたくはないからさ。

だからこそ、愉しく過ごすには
どうすれば良いのだろう…?と
普段から1人のとき、
よく考えたりするんだよね。

君がいるならば。そうだなぁ…
俺は、まずは今迄歩まなかった様な
そんな道を歩いてみたい。

例えば、俺と出逢う前の君が
多くの時間を費やして来た様なコトに
夢中になってみたい。

例えば、技量的なモノであれば、
大人気ないけれど、いつか勝負してみたい。

さらに、理想を言えば…
俺の趣味の一部を…
少しでも共有できたならば、
それはたまらなく嬉しいかな。

最後に…ココに書いたコトは、
俺の今迄の真実だから。
聞く迄もナイコトだろうけれど、
お互い、今の位置なんかでは
満足する様な2人ではないよね。
それならば、今回を機に
1回試してみない?

決して良いコトばかりでは
ナイだろうとは思うけど、
俺は少しでも君の理想に近付ける様、
頑張ってみたいと思ってる。

初めて心底愛せそうな気がするから…

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