§美穂の旅〜 PART 16 〜§ --- 中国編(28通) --- ★2001年3月8日 14:28 う〜ん美味しかった!! 美味しい餃子を楽しめました。 へっ?おまえは餃子食べにどこまで行ったのかって? いえ、どうせ食べるなら美味しく色々な種類のが食べたいなぁ〜 ・・・とか思ったんですよぉ〜ははは。うはははのは(^_^;) 所は中国、の西安というところへやって参りました。 西安名物餃子宴を堪能しました。本場ってヤツですね(^_^) ステージでは何やら楽器の演奏も行われて雰囲気満点です。 ・・・食べる方に夢中でほとんど見ちゃいなかったのですが・・・ 写真は一見点心にも見えますが、並んでいるのは 全部「餃子」なんです!! 下の方はステージの光景です。 色々つまんでお腹の脂肪もつまめるようになりました(苦笑) しばらく滞在して、この歴史のある街を探訪して歩いて お腹の膨らみを何とかしたいと思います!! なんでも悠久の都西安には見どころは100ヶ所以上あって、 すべてを見てまわると一月はかかるとか・・・ ・・・ダイエットには丁度良さそうです。 http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/gyouza.jpg ★2001年3月8日 18:30 見どころの見物は明日からとしても、いかにも 食べすぎてしまったので・・・(^^ゞ 公園やら通りやらを ちょっとお散歩してみました。西安には大きな公園が幾つかありますが、 そのうち興慶宮公園は唐の時代の宮殿跡とのこと。面積は50万uとか!! 東京ドーム10個分以上です。 玄宗皇帝と楊貴妃が遊んだとかいう沈香亭などが再建されていたりします。 園内には、遣唐使として派遣され、当地に骨を埋めることになった、 阿倍仲麻呂記念碑もあったりしました。 下の方の写真は、通りで見掛けたオートバイ?改造?の三輪車。 どうやら、タクシーみたいな雰囲気でしたが・・・ ・・・乗ってみる勇気がありませんでした(^_^;) それにしても、公園にしろ通りにしろスケールが大きいのであります。 明日からは、往古の遺跡巡りをしてみたいと思います。ではでは。 http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/kouen.jpg ★2001年3月9日 10:57 おはようございます。NewCanです。 今日からはガイドブック片手にみどころを尋ねていきたいと思います。 今日は陜西省博物館を訪れてみました。1950年に創建ということですが、 元々は孔子廟であったものを博物館としたという所です。収蔵物の数は 8万点以上とか!! 陶器、青銅器、鉄器などの収蔵品で、 紀元前11世紀!!から10世紀ぐらいの歴史が解るようになっていたり、 唐三彩のような焼きもの、壁画、ローマ貨幣の隋唐時代の展示やらが、 ありますが、なんといっても見どころは、碑林であります。 創建は1087年とか!!沢山の石碑が林立するから碑林という 名前になったんだとか・・・解りやすいと言えば解りやすいですね。 玄宗御自ら隷書で書いた石台孝教やら、65万字の儒家経典の 開成石経などからキリスト教布教代表団との交流を記したという 大秦景教流行中国碑やらと、1000点あまりが展示されているとのこと。 色々見てNewCanも少しは「文化人」になったかな(^_^;) http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/hirin.jpg ★2001年3月9日 16:46 拓本を取っているところです。おじさんが一生懸命やっているところに、 観光に来ている子供がチャチャを入れに入っていますが、おじさん それどころじゃないようです(笑) この拓本、何回も何回も何回も何回もされているわけですが、 だんだんと薄くなったり欠けが出来たりということになるようです。 それ故、拓本の方は、欠けやらが少ない方が古い時代のものとなり、 同じ拓本でもお値段に差がでるとのことなのですが、そこは商売人です、 現代の「石」でも欠落部分にロウを詰めたりして「ほらこの通り」みたい なのもあるそうなので、注意が必要なんだそうで(^_^;) http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/hibun.jpg ★2001年3月9日 19:31 採取した拓本は販売されています。 さすがの「文化人」NewCanにもまだよく分からない世界ですが 色々あって、見ていて興味深いものでした。 お土産に・・・と思ったのですが、どれが、良いものやら無粋な私には 区別がつきかねるので、思いとどまりました。「偽物」でも もって帰った日には怖そうだモン(^_^;) http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/takuhon.jpg ★2001年3月10日 8:01 おはようございます。 昨日は碑林を見て、なんとなく自分のオツムも格調高くなったような 気がしているNewCanで〜す。 博物館巡りばかりでは、せっかく餃子を食べに西安まで来たというのに つまらないので、今日は町の中を散歩してみたいと思います。 写真は朝の通りの風景です。 「屋台」(というには完全に道路を占拠してますが(^_^;))で、 皆さんお食事タイムのようです。NewCanも、ちまきを食べてみました。 なかなか美味しかったです(^_^) http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/mati.jpg ★2001年3月10日 11:28 そろそろ、お腹すいたなぁ〜とか思いつつ町中を行っています。 なにやらデーハーな看板のある「お店」を見つけて、なんのお店かな? ・・・と、じろじろ見ていたら、後ろからトントンと肩を叩かれて しまいました(^_^;) ・・・なんと!!このド派手な看板のある入り口は 「普通の民家」なんだそうです(^_^;)。「看板」は 実は「おふだ」なものなのだそうです。ちなみに 上の方赤いのが「永遠に順調でありますように」 下が「商売繁盛」みたいな意味だそうです。 「商売繁盛ならお店だろう!!」・・・ ・・・とか突っ込みたくなりましたが(^_^;) 郷に入りては郷に従えです 他をあたることにしました。しかし、お札は普通家の中に 張るんじゃないかとか思いましたが・・・。 ・・・所変われば品変わるで面白いですね。 http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/minka.jpg ★2001年3月10日 12:40 ・・・・ということで(苦笑) とりあえずホテルに帰って食事をすることにしました。 写真の道路を挟んだ左の建物が泊まったホテルです。写真では 解りにくいかもしれませんが、巨大かつ重厚な作りでいかにも 大陸的!!って感じです。右側は風船売りのお婆さんです。 何かのキャラクターグッズのようで なかなか可愛い風船です。午後はまたブラブラするつもりです。 では、また後で!! http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/fusen.jpg ★2001年3月10日 13:24 市場とおぼしきところへやって来ました。 見たこともない野菜(かどうかも不明)も並んでいたり、 様々な物品が売られていました。庶民の台所って感じです。 NewCanはこういうところに来ると・・・ ・・・なんか、ほっとしてブラブラしてしまいます。 ラブラブな気分です。 http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/ichiba.jpg ★2001年3月10日 17:37 またまた、ド派手な建物発見!! なんのお店だろう・・・と思ったら、これは分譲中の マンションだそうです。中国でもマンションブームなのでしょうか? どうやらリゾートマンションということのようです。 NewCanさんもどうですか?・・・うんぬんかんぬん・・・ ・・・とおだてられ、危うく契約書にサインしそうになりました さすが、一般民家でも商売繁盛のお札をはる土地柄です。口八丁手八丁で お上手なこと!!(^_^;) http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/bunzyo.jpg ★2001年3月10日 19:42 なんか郊外までズンズン歩いてきてしまいましたので(^^ゞ 日も暮れそうなので、帰りはちょっとズルして バスに乗って帰りました。ちなみに バスには「種類」があって、普通バス、トロリーバス、エアコンバス、 ワンマンバス、ミニバスって具合で、それぞれ料金体系が 違っていたりします。ワンマンバスやミニバスは解りますが エアコンバスってのはちょと納得がいかないような・・・ ま、所変わればということでしょう(^_^;) さて、今晩は何を食べようかな!! http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/bus.jpg ★2001年3月11日 9:57 こんにちは!! NewCanでーす。 今日は街を取り囲む「城壁」に沿って歩き回ってみたいと思います。 ちゅーても周囲は14kmもあるのですが・・・。高さはや幅は それぞれ10m強というところでしょうか、ま、万里の長城の ミニ版という感じです。東西南北にはそれぞれ門があり 長楽門、安定門、明徳門、安遠門などと名前が付いています。 門はだいたい写真のような感じですが、それぞれ微妙に違ってます 1370〜1378にかけて築かれたそうで、レンガで出来ているんだそうですが、 その後修理が行われているとのことですが、凄いものです。 http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/mon.jpg ★2001年3月11日 12:02 歩いているとこんな立派な置物風のものがあっちらこちらにあり、 口の中から何か見えます!! 「一体何なんだろう?」・・・と、 手と顔を突っ込もうとしていたまさにその時、親切な道ゆく人に 止められました。 ・・・なんでもこれはゴミ箱なんだそうです。 危うくゴミまみれになるところでした(^_^;) さすがに歴史の街です!! ゴミ箱も格調高い!! きっと周りに描いてある文字は、街を綺麗にとか なんとかいうことだったのでしょう・・・ハハハ。 http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/gomibako.jpg ★2001年3月11日 14:19 はぁーすっきりした!!NewCanでーす。 写真の立派な建物はトイレであります!! お食事前、お食事中の方はあとで見てくださいね(^_-) あんまり立派過ぎて入るのがはばかられてしまいましたが、 そうも言ってられませんので(^_^;) 結局は入りました・・・(^^ゞ 中は普通で一安心(笑) ちなみに「外国人専用」なんだそうです。 http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/toire.jpg ★2001年3月11日 16:07 ホテルへの帰り道での街角で見掛けた光景です。碁とも将棋とも オセロともつかないゲームをやっている微笑ましくも真剣な光景です。 形は変わっても人間の行動はどこでも一緒で、当事者以外に第三者さんが 横からチャチャを入れています(笑) あるいは審判さんなのか? ・・・よく分かりませんでしたが(^_^;) ま、熱中しているのは写真からも伝わるかと思います。 http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/go.jpg ★2001年3月11日 21:17 こんばんわ!! ホテルに帰って来ました。 瓦葺きだったりと外見は重厚な作りですが、内部はこのように いたってモダンなのであります。あっちこっちと廻って歩き すっかり西安っ子になった気分ですが、やはり大陸は広い!! ちょっと疲れ気味なので、今晩は中国四千年の知恵の結晶、薬膳でも 頂くことにしましょう・・・医食同源、基本ですねやっぱり!!(^^ゞ http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/naibu.jpg ★2001年3月12日 9:06 おはようございます。NewCanです。 写真はホテルの部屋からの町の眺めです。 内部はと裏腹にホテル前の建造物などは重厚です。 古都の調和を考えているのでしょう・・・。 NewCan的には外観と中身のアンバランスは嫌いじゃないです。 雄人さんはどう思いますか? さて、いよいよ今日は有名な兵馬俑やら秦皇館やらの 博物館、名所旧跡巡りをしたいと思います。 ワクワク、リックリック(^_^) < ぼのぼの風に言ってるつもり。 http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/asa.jpg ★2001年3月12日 12:42 こんにちは、NewCanでーす。 秦俑博物館やら秦皇館やらの遺跡・博物館巡りをして参りました。 が、内部は撮影禁止だったので、建物の写真で我慢してください(_o_) 秦皇館は最近出来た施設のようでした。秦の時代の生活が 再現されていて興味深いものでした。始皇帝の人となりが よく判るようになっているんですが、昔の王様っちゅーのは 随分と過激と言うか過酷と言うか残虐というか・・・。 NewCanは今の時代に生まれてよかった(^_^;)うんうん。 秦俑博物館は1号坑〜3号坑、秦銅車馬展覧館などがあります。 そのスケールの凄いことったらありません。よくまぁこんなものを 作り上げたものです。お人形とはいえ、兵隊さんやお馬さんの像は 「実物大」なので迫力があります。1号坑は東西約200m、南北60m程の 坑道に6000体ほど「いらっしゃる」ということです。正に中国統一を 果たした威容そのまんまって感じでした・・・。 お土産コーナーには1974年に井戸を掘っているときに、この遺構を 発見したというお方がいて、写真集などを買うとサインしてくれる ということなのですが、安いヤツだと露骨に嫌な顔をされる(笑)とかいう 微笑ましい噂もあったので・・・ ・・・NewCanは腰が引けてしまいました(^_^;) http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/3gou.jpg ★2001年3月12日 15:06 NewCanは華清池へとやって来ました!! なんでも楊貴妃と玄宗がロマンスが繰り広げられた場所ということですが 風光明媚さもありなんという感じでした・・・。 NewCanもロマンチックな気分・・・うふ。 温泉があり、楊貴妃もここで、肌をみがいたとか・・・。 ということで、温泉に入ってからホテルへともどることにしまーす。 ではでは〜 じゃっぽ〜んっっっ。・・・ってこれじゃ品がないですね(^_^;) ちゃぽんっっと(笑) http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/kaseiti.jpg ★2001年3月12日 19:58 NewCanでーす。ホテルへと帰って来ました。 博物館やら華清池やらを見聞してすっかり歴史ロマンに浸ったので、 本日の食事のほうもこの路線でいくことにしました(笑) これから「宮廷料理」とショーが繰り広げられる会場です。 わっくわっく・りっくりっく!!(^_^) 気分はすっかり玄宗と楊貴妃のつもり・・・(^_^;) 感想はまた後ほど・・・。 http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/ryouri.jpg ★2001年3月13日 0:00 こんばんは NewCan です いやー、お料理もショーも素晴らしかったです!! ぶらぼぉぅ〜っ!!パチパチパチパチ!! もう気分はすっかり王侯貴族(笑) 夢の一時を過ごし竜宮城にでも行ってきたような気分です。 はぁ、って現実に戻るとなんだか眠くなってきました(苦笑) 写真はショーの踊りです。なかなか素晴らしかったです。 明日はちょっと遠出する予定です。 http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/odori.jpg ★2001年3月13日 14:00 NewCanです。こんにちは!! 今日は市街から100kmほどの法門寺をほうもんしました(笑) 創建は147〜189年ということです。すんごい歴史です。 近年、塔の再建の時に釈迦牟尼の指の仏舎利といわれるものが 発見されとかで話題にもなったということです。 仏舎利が保存されている世界で唯一の寺院ということです。 博物館には、仏舎利を納めた八重の宝箱やら、絹織物や磁器やら 出土した様々なお宝が陳列されていました。 ※ちなみに仏舎利とは釈迦の遺骨で、2000年ほど前に釈迦牟尼の  死後、インドのアショカという王様が仏法を広めるため、各地に  送り塔を建ててそこに安置したのだとか・・・いうお話です。  創建当初はアショカ王寺と言われていたとか・・・いう  ありがたーいお話でした。写真は真身宝塔です。 http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/houtou.jpg ★2001年3月13日 16:59 ちょっと高いところからの景色です。 当時は何も無いといったら語弊がありますが、平坦な所に 塔や建物が建っていたのでしょうから さぞかし目立ったのでありましょうか。2000年の前のことを ふと想像してみた・・・NewCanでした。 http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/houmon.jpg ★2001年3月13日 19:50 写真は、遠出してちょっと「もよおして」しまい、 入ったトイレです。今日は中国式です(笑) 非常に合理的な作りで感心しきりであります(^_^) お食事前の方、お食事中の方は、終わってからあとで ゆっくり見てくださいね(^_^;) ではまた明日!! http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/ct.jpg ★2001年3月14日 10:28 NewCan でぇ〜す。おはようございます。 今日はこれまた有名な大雁塔のある慈恩寺へとやってきました。 西安が初めてだろうと二回めだろうと、必ず立ち寄りたい場所ですね。 創建は隋の時代だそうですが、戦乱で消失して、648年に 高宗皇帝が再建したということです。写真は大雁塔。孫悟空の三蔵法師の モデル玄奘がインドから持ち帰った文物が納められているところです。 652年に建てられたということですが、高さは64mもあります。 うーんグレート。塔の上には「登れる」ということなので後ほど 挑戦してみたいと思います。 http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/daigan2.jpg ★2001年3月14日 15:33 慈恩寺一体は大雁塔曲江景名勝区という、まぁ記念公園のように なっているようで、博物館やら植物園やらがあり、見飽きません。当然 仏様も沢山いらっしゃいますが、みな金ぴかです。 「ありがたや〜」という感じです(^_^) http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/kinpika.jpg ★2001年3月14日 17:38 えっちらおっちら、大雁塔の上に登って参りました。結構疲れます。 ふう〜。 正面に見える道ははるかシルクロードへの起点となる所だそうです。 うーん、孫悟空の世界そのまんまって感じです。往古の時に はるかインドへ旅して貴重な文物を持ち帰る艱難辛苦は いかばかりのものだったのか・・・なんて、ロマンチックなことを 考えていたら・・・。雄人さんのところへ帰りたくなってきてしまいました。 NewCanもはるか餃子を食べた思いを胸に帰宅への道を辿りまーす。 http://www.iijnet.or.jp/teglet/pic/seian/kesiki.jpg ★2001年3月16日 8:27 NewCanでーす。帰ってきました!! うーん餃子宴に宮廷料理にちまきに・・・料理は美味しいし、 景色はよいし・・・、NewCanもすっかり「大人」になったような 気分の旅でした。 次はどんなところへ行けるのかな?