第5回のテ〜マ:【Natural×2...】(2002.9.17.)

@せせらぎ美術館

A日原鍾乳洞内

B日原T

C日原U

D奥多摩湖

 ドアタマから、初めて“My デジカメ”で撮ったモノをUPしてみました。北海道旅行のモノではなく…先週、レンタカーを借りて奥多摩や檜原村の方をノンビリと廻ってきたときのモノなのですが。ちなみに、各画像ともクリックすれば、拡大したモノが見れますので、 拡大したい方はクリックしてから見てやって下さい。。。m(__)m

 あっ、それぞれの解説を簡単に加えましょうか。↑コレだけ↑では、どこにあるのかさえも分かりませんよねぇ…。

@せせらぎ美術館(青梅線:御岳駅 or 川井駅から徒歩20分...らしい)

 ネット検索でも引っかからないような小さな美術館で、展示されている作品は、山下清氏のような“紙の貼り絵”ならぬ…“木の貼り絵!?”みたいなモノが展示されております。木材の色艶や木目等を非常に大事にしたモノのせいか、作品1つ1つに温かみがありますね。例えば、白い木はお爺さんの髭…みたいな(笑)

 ちなみに、この周辺で有名なトコは、吉川英治記念館、もしくは玉堂美術館となりましょうか。車であちらの方に行かれた場合は、運転の一休みも含めて行かれるのが宜しいかと…。

A〜C日原モノ(青梅線:奥多摩駅からバスで30分…5便/日)

 【都内3大名所(除:島部)】といえば、俺的には日原鍾乳洞は絶対に欠かせないトコだと思っております。しかし、自分自身…旅好きであるにも関わらず、ドライブも含め、日原とは意外にも縁がなく、ある意味において、神秘的な感じになっていたのですが、今回…遂に念願が叶いました。で、写真も撮って来ました。

 でも…【なんじゃ、こりゃ?】系ですね(笑)。Aは、実は鍾乳洞内(謝:撮ったらマズイと思うので)。弘法大師が修行していたトコらしいです。ちなみに、洞内についてですが…“意外と広い”です。ココをはじめ…【都内なんだよなぁ、ココ】と思いながら歩くと、感動も3倍増(笑)。全体的にスケール感がありますし、上ったり下ったり…とにかく歩きますので、くまなく廻って満喫するならば、3〜40分はかかりますね。ちなみに、洞内は足元は滑りますし、気温もおそらく10℃程なので、色々な意味で十分お気をつけ願います。

 B&Cは、鍾乳洞周辺のモノです。Bは、小さくすると…見方によっては滝にも思えますが、違います。ただの岩です…(;^^)。鍾乳洞周辺の石も含め、不思議なコトに白いモノばかりです。なぜでしょう? 石灰化しているのでしょうか。そんな疑問を持って帰って来ました(笑)。Cは、鍾乳洞の駐車場周辺の岩(梵天岩)です。中央右の凹んでいる部分を口とすれば、人間の顔にも見えなくないですね(強引か…:^^;)。ちなみに、この隣の岩は崩壊しておりました。1ヶ月前の多量の雨のせいでしょうか。

 そうそ、車で日原に行かれる方…日原街道は、途中にある大沢国際鱒釣り場?より先は“1.5車線あるかどうか微妙なレベル”の道になって行きます。バック&左寄せに自信がナイ方は、バスで安全に行きましょう。事故ったら、救援隊&後続車に大迷惑です。あと、土砂崩れもしょっちゅうありそうな道です。ハイ。

D奥多摩湖(青梅線:奥多摩駅からバスで15分…本数はそれなりに有)

 【まだ行き飽きナイの?】って言われそうなぐらい行ってます。大学時代には、授業後に八高線&青梅線を利用して行ったコトもありますし(北八王子駅が近かったためです)、何回目だろう…。家中探せば、奥多摩湖の絵葉書もどこかにある気がします。

 さて、奥多摩湖といえば…皆さんご存知の通り、都民の水瓶“小河内ダム”であり、人造湖です。小学校の社会の授業か何かで学んだ気がしますが、あのスケールであるが故、水没した家屋はかなりの数だとか…。そういえば、ダムに沈んでしまった温泉の源泉を湖畔近くのどこかから汲み上げているという話を聞いた覚えもあるなぁ…(調査結果:鶴の湯温泉というトコらしい)。

 ちなみに、写真は友達に運転してもらってる最中に撮りました。標識かバス停か分かりませんが、それがブレているトコもリアル感がありますし(汗)、個人的にはイイ感じに撮れたなと思っております。ただ、移動中のため…具体的な場所は忘れてしまいました。おそらく、奥多摩湖名物のドラム缶橋の周辺でしょう(謝)

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 という訳で、日帰りドライブの件はこれぐらいにしておいて…チョット色々と。むしろ、以下に書くコトの方が書きたかったコトであったりするのですが。。。

 実は、先月の北海道個人旅行以来、結構旅行のコトばかり考えてます。そして、旅行について…【まっ、いっか。1人でも良いやぁ…】と思えるようになってます。それぐらい、北海道旅行でイイ思いをしたというか、ピ〜ンと来たモノがあったというか…。1泊2日でどこまでのコトができるか挑戦してみたい…とか、そんなコトが結構頭に浮かぶのです(上のドライブは日帰りで、2人で行ったモノですけどね)。

 おそらくですよ! 変な話、25歳になり…26歳を約3ヶ月後に控えた自分自身の人生の終焉が今まで以上にオボロゲに見え隠れしているような錯覚に、ときに自分自身が自然に陥っていると思うのです。なんででしょう…。友達が結婚したり、子供を生んだり、カノジョやカレを作ったり、仕事に一生懸命になったり…色々な人が出て来て、自分自身に心境の変化があったのは間違いないとは思うのですが…それでも、ココ数年の印象として、やっぱり自分自身は一人身のままで一生を終えてしまうのかな…と思うのです。やっぱり。。。(哀)

 それが嬉しいかといえば…当然、嬉しい訳がなく、現在の様に“シガナイ世界の一サラリーマン”として生かされているとも言えなくも状態で、家族の稼ぎ人ともならぬまま、毎朝…鏡の前に映る少しずつ年老いていく自分を憂い、平日の日中を仕事するというコトに対し、この上ない疎外感を…また、自分自身の個性とかその他秘めている力を不特定多数の1人の個性…みたいになっているというコトに対し、自分自身が耐え切れない苦しみを感じて、疲弊してしまうと思うからです。

 そういう訳で、俺は【たとえ這い蹲ってでも、生きなければならない!】という状態に、とにかく置かれたいのです。それは、もちろん家族のためでも幸せですし、顔も分からない不特定多数の人間のためであっても幸せだと思います(理想は、この両方なんですけど…)。ただ、今の俺にとって、前者のような状況に置かれるというコト自体がコレっぽっちも浮かぶような状況でもナイですし、やはり後者を意識する方が楽しく思えるというのが自然で、この理屈に無理はナイでしょう…という訳です。結局。。。それ故に、旅して、脳裏に記憶し、記録して、少しでも多くの方に情報を共有できるようにして…というような気持ちが強いのだと思うのです。

 そんなコトもありまして、デジカメには結構想いを込めて記録してます。後日公開予定の北海道旅行のモノも然り、今回の5枚も然り…であったりするのですが、今回のについては数も数のため、見方によっては、たったの5枚の記録であるかもしれません。それでも、数ある俺の大切な旅の記憶の1つであり、且つ記録の1つであることは間違いナイ事実であり、“四季”というアレンジ方法を頭に浮かべれば、あそこもこんな5つの画像を頼りにルートは何通りでも考えるコトができます。また、俺的には前の記憶(タビ)が、次の記憶(タビ)を求めるとも思うのです。そう考えると、旅って…自らの身体全体を動かそうとするコトよりも、まずは自らの心を旅人とするコトが大事なのかなって…。【ソレが難しいんだよ】と言う方もいるかもしれませんが…。

 …そういう訳で、使用する言葉も含め、色々なコトを考えながら、俺はできるだけナチュラルに毎回旅の記録を取り纏めております。読まれる方にナチュラルな風が届くように…そんな感じで。ちなみに、現在取り纏め作業中の北海道旅行の件も然りです。だから、時間もかかる訳なんですけど…。楽しみにして下さっている皆様、本当に申し訳ありません(汗)。ってな感じで、先週のドライブの件を踏み台にしてしまったかの様な!?今回ではありましたが、以上にて、第5回を終了したいと思います。

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