9時25分発の深浦行。弘前から深浦以遠まで行く朝1のこの列車は、観光客ばかり…。ただ、終点の深浦までこれ程の人が行くとは思えず、【おそらく、五所川原乗り換えの芦野公園の桜が目的なんだろうなぁ…】と思ってましたが、【真相は如何に?】という感じで、列車は発車し…あっという間に、川部へ。列車は、ココで早くもスイッチバックをし、五能線内に入ります。
さて、五能線内に入って最初に目に付くのが、左右の車窓にイッパイに広がる…枝の伸び方が非常に特徴的な“林檎畑”(快晴であれば、岩木山も見えたのでしょう)。【林檎=津軽】という所があり、良い感じ♪ ちなみに、林檎の花は、5月中旬前後に咲くので、【弘前の桜に嫌われたら、林檎の花に期待しよう!】という感じで…実は、自分は五能線に乗車した所が多少あったのですが、残念ながら上記画像Bの通り。こちらの場合は、完全に早く、結局両方共に嫌わる結果に。いと哀し…(>_<)
そうこうしているうちに、弘前から40分少々。【やはり…】という感じで、芦野公園方面目的の方が五所川原にて多数下車。その後は、やや退屈な普通の農村風景の車窓が暫く続き…30分後。海岸線が見え始めた所が、沿線内の主要駅の1つである鯵ヶ沢。対向列車待ちのため、約20分停車しましたが、ココでも下車する乗客はかなり多く、“この鯵ヶ沢で、ようやく車内の雰囲気が乗車前に予想していた様な感じになる”という感じでした。ちなみに、個人的には…鯵ヶ沢では、くろくまの滝という所に行ってみたかったのですが、金銭的な余裕もなく、車でなければ行けなそう雰囲気だったので、諦めました…(;^^)
鯵ヶ沢で海岸線が見えたので、【車窓への期待は高まるばかり…】でしたが、【まだパッとせず】。さらに、鯵ヶ沢から3駅目の北金ヶ沢ではまた対向列車待ち。今度の相手は、上記画像Aのリゾートしらかみ。以前から、どういう車両か気になっていたので、ホームで待っていたのですが、間近で見てみた感じ…噂通りの窓が大きい好車両。このとき気付いたんです。しらかみの座席が海側寄りに配されているというコトに。このとき、【もう少しで海岸線の車窓が始まるのかな…】と予感しましたね。。。