皆さんは、南会津のローカル線・JR只見線をご存知でしょうか。この路線、全線を通して走る列車が1日たった3往復しかないという恐ろしい路線なのですが…【JR随一の車窓が堪能できる】というので、密かに有名なのです。そういう訳で、旅好きとしては何年も前から実はメチャクチャ気になっていて…1度で良いからこの目でその車窓を確認したかったので、10月上旬に時間を見付けて、敢えて1人でこの只見線を乗りに行ってみました。でも、只見線だけ…というのも仕方ないので、1泊2日で周辺の観光地もついでに廻って来ました。今回は、そのご報告も含めて。。。
@〜E土合(谷川岳の玄関口)
今回のスタート地点は、新潟県境手前の谷川岳の玄関口である群馬県の土合駅。理由は、1つに只見線のダイヤがメチャメチャなのと(後述します)、もう1つに越後湯沢駅でこちら方面の土休日運転の列車があったから…という感じですかね。時間を空けるのもモッタイなかったので、ついでに…という感じで、様子見をして来ました。
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@湯吹きの滝 | Aレストハウスより |
B土合駅:T
C土合駅:U
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このアイディア、秋以外であれば…【かなり良いアイディア】であったと思います。時期が時期のせいか、凄まじい人の数、車の数…でした。通常であれば、土合駅から谷川岳ロープウェー口まで、バスで5分程みたいなのですが、何時間かけても着く雰囲気はなかったですから(ちなみに、徒歩で15〜20分程なので渋滞に巻き込まれている車を追い越しまくりました)。そういう訳で、野望としていた谷川岳ロープウェーに乗車するのに、なんと30分待ち。メインの只見線乗車に影響が出るために断腸の思いで諦めました。そういう訳で、撮った写真はたった2枚。くぅ…(泣)。ちなみに、画像@が徒歩でロープウェー口まで行けば、途中の土合橋から容易に撮れる“湯吹きの滝”です。この滝、ネットで調べたのですが、秘密の撮影ポイントがあるようです。くそぉ、知ってれば…(悔)。画像Aが、レストハウスから撮ってみた…というヤツです。“谷川岳方面まで行って↑はナイだろ?”って言われそうな気がするので、次回行くときは【登山】をメインにします。実際の話、【一ノ倉岳とかには行ってみたいなぁ】と思いましたし…。
え〜っと、残りの4枚の写真は土合駅です。画像Bのように駅舎は“山間部の駅♪”って感じで素敵な感じなのですが、内部は変わっておりまして…。上りホーム(水上方面)は普通なのですが、下りホーム(越後湯沢方面)は、なんとトンネル内にあるのです。画像Cの通り、列車が走っている標高と駅の入口付近の標高との間にかなりの差があるからなんですけどね。ちなみに、今回の自分は越後湯沢から土合に来たので助かりましたが、もし高崎や水上方面から土合に来ていたら、画像DとEの通り…という感じで、“地獄の階段駆け上り”というコトになっていた訳です(汗)。しかも、上越線の水上〜越後湯沢間の列車の本数が意外と少ないので、降りて途方に暮れたでしょうね。間違いなく。。。
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D土合駅:V
E土合駅:W
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F〜O只見線T(画像:小出〜只見よりチョット先まで)
冒頭で述べました通り、この列車は全線通して走る列車が1日3往復しかありません。当然、旧・国鉄時代から廃止対象路線であったようなのですが、沿線の冬場は“超豪雪地帯”となるため、【この只見線以外に交通手段がナイ】という箇所(大白川〜只見間)も出て来るとか…。それ故に、【未だに生き残っている】のですが、まぁ…いつ廃止になってもオカシクナイ路線であるコトは間違いないでしょう。ちなみに、どこを結んでいるかと言いますと、新潟県の小出と福島県の会津若松との間(135.2Km)を結んでおりまして、全線を通して走る列車は、小出からは5時、13時、16時台の3本、会津若松からは、6時、13時、17時台の3本となっており、所要時間は4〜5時間。大きな差分は、単線なので列車交換等の時間調整です…(;^^)。なお…小出、会津若松の両末端部においては、一応区間便が数本と春先〜秋口にかけては、土休日を中心に下記の画像Iのようなトロッコ車両を繋げた臨時快速列車が“たまに”走っているようです。
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F列車からの車窓 1 | G大白川駅T | Hきのこ汁 at 大白川駅 | Iトロッコ列車 |
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